トランスフォーマー最後の騎士王

「トランスフォーマー」も、もう5作目になるのね
シャイア・ラブーフが主演していた3までと
主演がマーク・ウォールバーグに代わったら映画の内容が天と地程の変わりようで
1～3までが結構ノー天気な明るさで機械生命体のヒーローぶりもある意味比べる対象が正鵠を得ているかどうかはわかりませんが

ごくごく私的に感じたことを述べさせてもらうなら1～3の「トランスフォーマー」は
マーベルコミックの明るいヒーローたち
4、5を見ての感想はDCコミックのある意味陰をしよったダークな面をもってるヒーロー像なんだよね
180度映画がてんかんしてしまった・・・

更にラストと思っての2時間30分の尺の映画にしたのかと見てましたが
正直なんだかおんなしことが映画のなかで繰り返されてるようで正直寝オチしそうに・・・
更に見終わって調べたらトランスフォーマーシリーズの”最終章三部作の一作目”だとか、
もはやもうどーでもよくなってしまいました
変形メカたちも永い歴史のなかでなんでここにいるのか、
何をしたいのか、させたいのか製作側も
映画として集客できるうちは稼いでおこうって言う魂胆だけでつくってるような
だってね、見ててもどっちがディセプティコンでオートボットかわかんないし
そんな機械生命体の間で人間どもがうろちょろうろちょろしてるだけだし

オープニングはなんだろうアーサー王の時代から機械生命体が地球に侵攻をしてきていたのですか？
そして現代人類はいよいよ滅亡の危機を迎え
頼みのオプティマス・プライムもあろうことか人類の敵となたりして
ケイド・イェーガーはオートボットのリーダーとなったバンブルビーらと
最後の戦いに身を投じており今じゃ完全にお尋ね者
更にアンソニー・ホプキンス演じる英国紳士のバートン卿がすべてのカギを握ってる人物として人類滅亡を防ごうと立ち上がっていくのであった

もうこのシリーズもマンネリの蟻地獄に陥ってるようですが
チャイナマネーが入り込んで結果的には見限りがつかなくなってるンだろうとしか思えない

それでもマイケル・ベイ監督作品なだけにシーン単位で見るならば
それなりにスペクタクル大作を作っているンだが、CGとかチャイナマネーなしでは作れないジンレンマでの最終章三部作と言うことになっていっちゃうんですかね
もうインターナショナル全国公開じゃなくて
11億の民限定公開にしてもペイメントするんじゃなのかなぁ

2017年製作、アメリカ映画
スティーブン・スピルバーグ製作総指揮
マイケル・ベイ製作・監督作品
出演：マーク・ウォールバーグ、ローラ・ハドック、ジョシュ・デュアメル、イザベラ・モナー、ジェロッド・カーマイケル、ジョン・タートゥーロ、スタンリー・トゥッチ、アンソニー・ホプキンス

キングスマン：ゴールデン・サークル

一足お先に米盤のBlu-rayでの鑑賞です
1のような剣先の義足といったような強烈なキャラの人物はというか悪役はでてきませんし
サミュエル・L・ジャクソン程のビランもでて来ないけど
今作ではvillanessのジュリアン・ムーアが実にいいですよね
何せ気に入らないと人間ミンチにしてハンバーガーにしちゃう悪女
そんな彼女はキングスマンを壊滅させてしまうのね

と言うことで、ハリーを亡くしたキングスマンは今ではエグジーがいっぱしのエージェント
そんなエージェントのエグジーを片腕のチャーリーが襲ってくる
このオープニングの走るタクシーの中でのファイトシーンは映画の掴みとしては最高
エグジーの現在の立ち位置、エージェントとしての成長ぶりもしっかりと観客に見せつけてくれる訳ですし
様々なバリエーションでアクションを見せつけるマシュー・ヴォーンの演出カット割りも愉しい

キングスマンの本部からすべてを壊滅させられて、エグジーはアメリカに
アメリカだからか米国の諜報機関は"STATES MAN"な訳ね
英国だから”KINGSMAN”の隠れ蓑はテイラーでしたが、アメリカの”STATES MAN"はバーボンウィスキー工場なのね
そしてエージェントは英国紳士に比してムキムキマッチョなチャニング・テイタム
みんなテンガロンハット姿だし
テイタムが構えるライフルはなんとウィンチェスター
クルット回転させて撃鉄起こす格好良さ

でこの”STATES MAN"にかくまわれ生きていましたハリーさん
結局1で撃たれはしましたが”STATES MAN"のハル・ベリー演じるジンジャーに助けられるものの左目を失いかつ脳に損傷受けて記憶を無くしていた
と言うことでアメリカ側は全員お酒の名前なのね

ってことで1のような精悍かつ強靭なハリーは見られませんが
ハリー復活に拍手ですまジャケットから目を撃たれたってのは推測できましたけど
で、彼の記憶を戻らせたのはワンちゃん
ワンちゃんと言えばJBですが・・・ちゃんとエグジーと暮らしていましたが
”KINGSMAN”壊滅で爆死させられてしまいますが・・・
あとは二代目が

その他狂暴なロボット犬がジュリアン・ムーアを守っていましたが
かなりな狂暴性を見せてくれますが・・・
ジュリアン・ムーアによって禁止薬物とか嗜好品によってウィルスが蔓延し
なんとエグジーの婚約者も感染
チャニング・テイタムも・・・って彼に意味不明のダンスさせるために感染させたのかもね

でハリーですが記憶は戻ったものの最初は殆ど役にたちませんけども
ラストはエグジーと二人で殴り込み
英国紳士の傘が弾除けになるのね
ってことでジュリアン・ムーアを倒すもののもう一捻りというか
クライマックスのケレンのアクションが控えていたとは・・・

見事に復活した”KINGSMAN”に訪ねて来るチャニング・テイタム
ハリーも復活しましたし、まだまだ続編が作られるような
2時間20分の長尺でしたが愉しく見られました

日本公開は来年1月５日から

2017年製作、イギリス映画
マシュー・ヴォーン製作・脚本・監督作品
出演：コリン・ファース、ジュリアン・ムーア、タロン・エガートン、マーク・ストロング、ハル・ベリー、エルトン・ジョン、チャニング・テイタム、ジェフ・ブリッジス