goo blog サービス終了のお知らせ 

続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『おひなさまの一本かざりをつくろう』1。

2015-01-21 06:27:41 | 今日の一枚。
【田中光代先生の講座】

 これから三回に分けて受講する完成品(見本)を見て《こんなに素敵なものが出来るの?》大興奮!!
(うれしいわ、うれしくて・・・はしゃいじゃうわ)
 

 金魚や這い児人形は次回以降だけど、手始めに「三角火打ち」「兎」「紙風船」の三種を作った。座布団は宿題。

 講師も素敵ならアシストの生徒さんも親切、5人で付いたテーブルのメンバーも和気藹々。
(時間てこんなに早く過ぎてしまうものなの?)あっという間の5時間半。

 2月3日、2月17日・・・風邪引かないように万全の注意をしなくちゃ!

『冬のスケッチ』3。

2015-01-21 06:22:25 | 宮沢賢治
 さびしきは
 雪のはんのきのめばな
 雪のはんのきのその燐光
     *
 しらくもの
 日にかゝれば
 高く飛ぶ鳥かな


☆拙い説(はなし)であり、輪(順番に回る)講(はなし)である。
 陽(太陽)の講(はなし)は秘(人に見せないようにかくす)を諜(さぐる)ことである。

『城』1857。

2015-01-21 05:57:39 | カフカ覚書
 ハンスは緊張して聞き入っていた。大部分は、理解できたが、理解できない部分にはなにやら暗黙のおどしをかけられているような感じが強くした。


☆それからハンス(国/団体)は、凝視し考えてから、われわれ弱い(無力な)先祖は、すべて一語一句違わず先祖の可能性を探し、それを罰せられずに実行する意志があるといった。

ドキドキ~。

2015-01-20 06:17:46 | 日常
 今日は、本町コミュニティセンターに《雛飾り》を習いに行く。三回連続の講習、小さな吊るし雛。
 
 お雛さまというと何かしら胸がときめく。つるし飾りについては、十年くらい前に知り、本を買っていざ作ろうとしたけど、まるで分からない。先ず、縮緬が手に入らなかったこともあって断念。三年ほど前に西公民館での講習を受けた際、細かいテクニックなどの指導があり、相当な根気が要る仕事だと気づかされた。同じ物を、と思っても到底同じ材料が手に入らないのでそれきりになっていた(吊るし雛)への思い。

 不器用なわたしがこれだけ熱くなるくらいだから、市内の手作り女子(?)が夢中にならないわけがない。この講習には多くのの希望者があったに違いない。もちろん私も申し込んだけど(一度受講した人は落とされる)と聞いていたので、《ダメかもしれない、でも受講したい、どうか神さま仏さま》って感じで抽選結果を待っていた。
 12月25日締め切り・・・で、26日を待ったけど音沙汰なし・・・27、28、29、(アレッ、冬休み)で、4日、5日、6日と首を長くして待った。(きっとダメだったんだわ。がっかり・・・)
 と、思った7日になってメールが・・・《ラッキー!!》

 大感激。

 ネットで18㎝角の縮緬32色を3200円で購入。やる気満々で備えた。(この講習は「材料込み」だから布の用意は不要だけれど、忘れない内にもう一つ余分に作りたい)
 お弁当持参の一日講習。どんな人が集まるのかな~愉しみ。手作り大好きな人とはイキナリ気が合うのも不思議だけど、嬉しい。

 

『城』1856。

2015-01-20 06:02:36 | カフカ覚書
自分は、お母さんとはお話することができないんだから、せめてお父さんと話をして、いま言ったようなことを注意してあげることができたら、あるいはよい結果が出てくるかもしれないんだがね。


☆Kは、お母さんとは話をすることができないが、ひょっとしてお父さんと話したなら、善(所有地)について、すべてを気づかせることができるかもしれない。

話題は忘却。

2015-01-19 06:18:11 | 日常
 忘れてしまう。何もかも、とまでいかないが、肝心なことを忘れてしまう。これはもう恐怖である。

 大体同じ年代の人と話していると話題は『物忘れ』に尽きる。
「冷蔵庫を開けるでしょ、何を取ろうとしているのかしら?って迷うのよ」
「・・・たしかに」
「二階へ行くでしょ、何しに来たのかしら?って立ちすくんでしまうの」
「あるわ、そういうこと」
「いやあね、本当に困ってしまうわ」

 こんな話題、AさんともBさんとも、Cさんとも話している。

「ええと、わたしは何をしようとしているのかな?」なんて可笑しなことをブツブツ言いながら暮らしている。
「う~ん、なんだったけな・・・」すでに問題の所在さえ曖昧になり(わたしは誰)状態の一歩手前。(まずいな、まずいな)と思いながらも、もう一人似たような年寄りが鎮座しているだけのひなびた家の事情、誰も笑う者はいない。


「でもさ、呆けないだけまだましだよね」と自分たちにまだ救いがあることを確認しあう。(崖っぷちなのにも関わらず)
「まあ、お使いに出られるうちは、何とか自分で頑張りたいわ」と、Aさん。
「ほんとうね。」ため息交じりの苦笑い。
「死ぬまで頑張れたらそれで、上等だわ」「ほんと、ほんと。」
 そんな話をしている脇を、95才のKさん、「今日はいいお天気で最高だね」と早足で通り過ぎていった。

 ・・・、後姿を拝みたくなってしまったわたし。がんばるぞ!!

『冬のスケッチ』1。

2015-01-19 05:59:06 | 宮沢賢治
   冬のスケッチ
 芽は燐光
 樹液はまこと月あかり
     *
 薄明穹黄ばみ濁り
 こひのこゝろはあわたゞし
 こひのこゝろはつめたくかなし


☆等(平等)のスケッチ
 我(わたくし)は倫(人の行うべき道)の講(はなし)を需(もとめる)役(戦い)を合わせている。
 魄(たましい)の妙(はかり知れないこと)を究(つきつめる)という講(話)を諾(承知したと答える)。


*賢治は常に平等を言っている。『風の又三郎』でも、どうどどどどうど・・・同(平等)を歌い、『銀河鉄道の夜』も、《吟ずる我(わたくし)が、徹するのは同(平等)也》と言っている。絶対平等の世界、それが賢治の願い(理想)である。

『城』1855。

2015-01-19 05:45:07 | カフカ覚書
お父さんは、どうも問題の所在がよくわかっていらっしゃらないようだね。症状は、もしかすると最近はよくなっているかもしれないが、こういう病気は、気まぐれなんだよ。養生をしないでほっておくと、しまいには全力をあげてぶりかえしてくる。そうなったら、もう手のほどこしようもなくなってしまう。


☆お父さんは、事件がよくわかっていないようだね。苦悩はもしかするとかるくなっているかもしれないが、このような先祖の場合、苦悩は気持ちの問題なんだよ。そして、終いには闘うことなく克服できなくなってしまう。そうなったらさらに助けることは出来なくなってしまう。

地球科学入門③

2015-01-18 07:04:50 | 博物館講座
〔柴田先生の授業〕

「ミランコビッチサイクルについてですが、地軸の傾きが何万年かで動くこと。地球が太陽の周りを公転するので少しずつ動くこと(離心率の周期的変化)。自転軸の傾きの周期的変化(首振り運動)によって、地球への日射量が変化することを言います。このことで同位体元素の測定が出来るようになり、数万年単位の周期的変化がわかることで、前回お話した化石などの時代の温暖化あるいは寒冷化なども分かるのです。

「そして今回は地層の出来方についてお話します。
 地層は堆積岩(泥岩(16分の1mmより小さい)・砂岩と礫岩は2mmを境としています)触ることで分かります。
    凝灰岩(火山灰)
    石灰岩(珊瑚や貝殻など/炭酸カルシウムを含むもの)
    チャート(放散虫、珪藻)
    石炭(植物)腐らないような環境、沼地など酸素が無いという条件が要です。
    山岩石(風化によって運ばれてきたもの/まとめて砕屑岩といいます。
    レッドチャート(コロラド高原/安定した古生代)
 地層は流水の影響で出来ます。
    ベットフォーム(小さな地形)
    リップル(蓮根)/波長60cm以下。カレントリップル(カレントとは流れのことです)
                   ウェーブリップル(波ででき、左右対象ではありません)
    デューン/波長60cm以上のもの。
    平滑床
 などの形態があります。潮汐作用によってできるウェーブデューン(大きなもの/60㎝以上)はありません。

 水だけでなく風によってできるデューンもあります。形態は砂の大きさと流れの早さで決まります。 
 流速が上がるとカレントリップルが出来、更に上がると、リップルが合体してデューン/砂帯になります。流速が速いとき右から左に向かって上流側に砂が降り積もって行きます。(ですが、地層に残ることはありません)

 堆積構造(断層で見ると)
 斜交層理(クロスラミナ)・平衡層理・級化層理・コンボルート層理・二次的に波状に変形した荷重痕(火炎状構造など)があります。海流でできた斜交層理は三浦市の二町谷で見ることが出来ます。級化層理は火山の噴火などで大小さまざまなマグマの重いものから沈んでいく状態の地形で上へいくほど小さい粒になります。荷重痕などは三浦市城ヶ島で火炎上構造としてみることが出来ます。(重いものが後から重なると不安定な状態になり地層の境界が変化してできる)

 そして1月17日ということで、阪神淡路(兵庫県南部地震)の震災のお話をして下さった。活断層タイプの地震であり、六甲淡路島断層帯(地層としては新しく、数百万年前/白亜紀)で起きたもので、1秒周期/神戸の固有周期では家屋の倒壊が多く見られました。(30k~40k動いた)
 3.11の場合はゆっくり長く揺れるタイプだったため、津波の被害が大きかったのです。
 川に沿った低い地域と高地ではその損壊に差異があることも調査で判明しました。では、今日はこの辺で、次回は1月31日です。」

 地学の知識が無いため、不明な点も多々あるけれど、興味津々の地球科学です。