続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

地球科学入門③

2015-01-18 07:04:50 | 博物館講座
〔柴田先生の授業〕

「ミランコビッチサイクルについてですが、地軸の傾きが何万年かで動くこと。地球が太陽の周りを公転するので少しずつ動くこと(離心率の周期的変化)。自転軸の傾きの周期的変化(首振り運動)によって、地球への日射量が変化することを言います。このことで同位体元素の測定が出来るようになり、数万年単位の周期的変化がわかることで、前回お話した化石などの時代の温暖化あるいは寒冷化なども分かるのです。

「そして今回は地層の出来方についてお話します。
 地層は堆積岩(泥岩(16分の1mmより小さい)・砂岩と礫岩は2mmを境としています)触ることで分かります。
    凝灰岩(火山灰)
    石灰岩(珊瑚や貝殻など/炭酸カルシウムを含むもの)
    チャート(放散虫、珪藻)
    石炭(植物)腐らないような環境、沼地など酸素が無いという条件が要です。
    山岩石(風化によって運ばれてきたもの/まとめて砕屑岩といいます。
    レッドチャート(コロラド高原/安定した古生代)
 地層は流水の影響で出来ます。
    ベットフォーム(小さな地形)
    リップル(蓮根)/波長60cm以下。カレントリップル(カレントとは流れのことです)
                   ウェーブリップル(波ででき、左右対象ではありません)
    デューン/波長60cm以上のもの。
    平滑床
 などの形態があります。潮汐作用によってできるウェーブデューン(大きなもの/60㎝以上)はありません。

 水だけでなく風によってできるデューンもあります。形態は砂の大きさと流れの早さで決まります。 
 流速が上がるとカレントリップルが出来、更に上がると、リップルが合体してデューン/砂帯になります。流速が速いとき右から左に向かって上流側に砂が降り積もって行きます。(ですが、地層に残ることはありません)

 堆積構造(断層で見ると)
 斜交層理(クロスラミナ)・平衡層理・級化層理・コンボルート層理・二次的に波状に変形した荷重痕(火炎状構造など)があります。海流でできた斜交層理は三浦市の二町谷で見ることが出来ます。級化層理は火山の噴火などで大小さまざまなマグマの重いものから沈んでいく状態の地形で上へいくほど小さい粒になります。荷重痕などは三浦市城ヶ島で火炎上構造としてみることが出来ます。(重いものが後から重なると不安定な状態になり地層の境界が変化してできる)

 そして1月17日ということで、阪神淡路(兵庫県南部地震)の震災のお話をして下さった。活断層タイプの地震であり、六甲淡路島断層帯(地層としては新しく、数百万年前/白亜紀)で起きたもので、1秒周期/神戸の固有周期では家屋の倒壊が多く見られました。(30k~40k動いた)
 3.11の場合はゆっくり長く揺れるタイプだったため、津波の被害が大きかったのです。
 川に沿った低い地域と高地ではその損壊に差異があることも調査で判明しました。では、今日はこの辺で、次回は1月31日です。」

 地学の知識が無いため、不明な点も多々あるけれど、興味津々の地球科学です。

『まなづるとダァリヤ』36。(了)

2015-01-18 06:54:36 | 宮沢賢治
「どこへいらっしゃるのよ。どこへいらっしゃるのよ。あたしにつかまって下さいな。どこへいらっしゃるのよ。」二つのダァリヤはもたまらずしくりあげながら叫びました。
 遠くからかすかに赤いダァリヤの声がしました。
 その声もはるかにはるかに遠くなり、今は丘のふもとのやまならしの梢のさやぎにまぎれました。そして黄色菜ダァリヤの涙の中でギラギラ野太陽はのぼりました。


☆化(形、性質を変えて別のものになる)字には教(神仏のおしえ)の恩(ありがたみ)がある。
 積(つみかさねられた)正しい照(遍く光があたる=平等)が掩(かくれている)。
 混ぜて究(つきつめる)章(文章)の構(くみたて)の私記である。
 累((次々重ねて)注(意味を書き記す)他意が、要(重要)である。

『城』1854。

2015-01-18 06:10:26 | カフカ覚書
あのときも、ふしぎにおもったのだが、お父さんは、みんなが騒がしくしているあの欲情と洗濯場をかねた部屋の悪い空気のなかに、病気のお母さんをほったらかしておいて、自分は大声でまくしたてるのをすこしもつつしもうとはしない。


☆あの時も奇跡だとおもったけれど、お父さんはみんなが乞い願う中で、響き(音)を無力(弱く)にさせておいて、自分の発言は小舟を留め置き、保つように命じている。