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続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『城』1435。

2013-11-04 06:31:07 | カフカ覚書
Kは、ひとりとり残されたことに気がついた。一方では橇が、もう一方の側、つまり、Kが通ってきた道では若い紳士が、どちらもひどくゆっくりと遠ざかっていったー

 entfernte→Ende fernte/死、昔。
 橇/Schlitten→Schrift/文字、書いた物。
 非常に/sehr→Seher/予言者。

☆Kは、すべての先祖がとり残されたことに気づいた。先祖の昔の死を書いた物には、つまり、Kが通ってきた死の道のりでは新しい大群(大勢の死んだ人たち)のどちらも予言者にゆっくりと連れて行かれるようだった。

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