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続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『城』3538。

2020-11-17 06:30:37 | カフカ覚書

こうしてたえず幻滅ばかりしているために、疲れはててしまいました。自分にできるだけの仕事もできずに終わってしまったのも、もしかしたら、そのためだったかもしれません。わたしは、ちょっとでも暇ができると、二階の廊下のところに駈けあがり(従業員がここに立ち入ることは、かたく近似られていたのですが)、壁のくぼみに身をぴたりと押しつけて待っていました。。


☆こうして尽きない幻滅に非常に疲れてしまいました。彼の策略、すこしのチャンスがあっても(従業員は外への道は固く禁じられている)壁の亀裂に来世の苦悩が待っていました。


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