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続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『城』3623。

2021-03-31 06:13:40 | カフカ覚書

もちろん、わたしは、ふたりのことを忘れはしませんでした。どうしたらふたりのためにはからってあげることができるかしらということを、いつも第一に気にかけていました。わたしの地位がまだ不安定なのに(どんなに不安定であるかは、全然知りませんでしたが)、もうヘンリエッテとエミーリエのことでご亭主にかけあったものでした。


☆もちろん、わたしは彼女たちのことを忘れませんでした。どうしたら彼女たちのためにできるかを一番に心配していました。わたしの形勢はやはり安全ではありませんでした。安全でないということをはっきりとは知りませんでした。すでにヘンリエッテとエミーリエのことを宿の主人に話していました。


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