続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『城』2179。

2015-12-20 06:38:42 | カフカ覚書

あの子がお城のある官房にはいっていって、数人の役人たちのなかからひとりをしめして、これがクラムだと言われたとき、彼は、クラムだと見わけられず、そのごも長いあいだ、この役人がクラムだという考えにどうしてもなじめないでいるのです。


☆終結(死)のある官庁(世襲的階級)に出現したとき、幾らかの反抗を先祖が示しましたが、それを言ってもクラム(氏族)だと認められず、そのご長い間クラム(氏族)だということになじめないでいるのです。


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