続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『風の又三郎』272。

2012-03-28 06:52:09 | 宮沢賢治
「おら知らないでとったんだい。」と怒ったやうに云ひました。
 みんなは怖さうに、誰か見てゐないかといふやうに向ふの家を見ました。たばこばたけからもうもうとあがる湯気の向ふで、その家はしいんとして誰も居たやうではありませんでした。

☆千(たくさん)の渡る運(めぐりあわせ)。
 普く遂げる兼(二つ以上のものをあわせる)。
 光に化(形、性質を変えて別のものになる)。 
 等(平等)しい鬼(亡霊、死者)の光。
 化(仏が衆生を導くこと)を遂げる拠(根拠)である。

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