goo blog サービス終了のお知らせ 

続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『城』1619。

2014-05-10 06:16:38 | カフカ覚書
フリーダは、心配そうにKの様子を見ていた。彼女がどんなひどい部屋でもとにかく住めるようにしてみせることができるということは、すでに橋屋で証明ずみであった。しかし、ここではどうにも手のほどこしようがなかった。まるっきり無一文の身の上だったからである。


☆フリーダ(平和)は心配そうにKを見ていた。彼女は先祖のテーマや文字通りの悲惨さの意味に傷ついていた。ということはハロー(死の入り口)の仲介でも示されたことだった。しかしここではどうしようもないことだった。まったく手段のない身の上だったからである。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。