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続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『飯島晴子』(私的解釈)漏れ薬罐。

2020-12-21 07:21:06 | 飯島晴子

   漏れ薬罐しばらく使ふ冬椿

 漏れ薬罐、じわじわっとどこからともなく漏れる、判別しにくいほどの欠損であれば、まだしばらくは使用可能でもある。寒風に吹き曝される冬椿、美しさに手に取ってみると、どこというのでもなく傷みの徴候がある。

 漏れ薬罐はロク・ヤク・カンと読んで、老、厄、艱。
 しばらく使ふ(暫使う)はザン・シと読んで、斬、此。
 冬椿はトウ・チンと読んで、闘、鎮。
☆老いの厄(苦しみ)艱(悩み)を斬(たち切る)。
 此と闘い鎮(押さえつけること)である。

 漏れ薬罐はロウ・ヤク・カンと読んで、労、訳、換。
 しばらく使ふ(暫使)は、ザン・シと読んで、竄、視。
 冬椿はトウ・チンと読んで、套、珍。
☆労(力を尽くして働き)訳(ある言語を他の言語で言い換えること)を勘(考える)。
 竄(文字・文章を変えること)を視(よく見てから)、套(隠す)のは珍しい。


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