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続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『飯島晴子』(私的解釈)山越の。

2021-05-03 06:35:39 | 飯島晴子

   山越の青蔓張る母の胴

 山越の青蔓…絡みついた青蔓を取り除くため、腰に蔓をひっかけて奮闘する母の格好を詠ったのだと思う。

 山越はサン・エツと読んで、算、閲。
 青蔓張るはショウ・マン・チョウと読んで、章、万、調。
 母の胴はボ・ドウと読んで、簿、導。
☆算(見当をつけて)閲(調べる)章である。
 万(たくさん)調べ、簿(ノート)に導く。

 山越はサン・エツと読んで、産、悦。
 青蔓張るはショウ・マン・チョウと読んで、笑、満、寵。
 母の胴はボ・ドウと読んで、暮、同。
☆産(生まれたこと)を悦(喜ぶ)笑み、満(心が満ち足りている)。
 寵((特別に可愛がって)暮らす同(仲間)である。

 山越はセン・エツと読んで、僭、越。
 青蔓張るはセイ・マン・チョウと読んで、勢、慢、張。
 母の胴はボ・ドウと読んで、模、慟。
☆僭越(身分を超えて出すぎること)の勢い。
 慢(おごり/慢心)を張(大きくする)模(ありさま)を慟(嘆いている)。