ねこじゃらし2

いけばな、いきもの、食べ物、音楽、散歩を楽しむ ねこじゃらし

211224 園芸植物園 1/4 冬芽・コナラ属

2021年12月24日 | 植物・園芸など
浦和美園・終点で降りて、歩いて来てみました
サザンカは見れるかしら、品種名は書いてあるかしら、温室でまたモンステラの花は見られるかしら

前回来たときは門の前はキンモクセイの高木の並木が満開でした
今は初冬のよそおい

マホニア‘チャリティー’
Mahonia x media cv. Charity
マホニア メディア チャリティー
メギ科 メギ属
ヒイラギナンテン と中国のものとの交雑種とのことで
芳香があるそうですが、近寄れなかったので今度どこかでであったら嗅いでみよう
 
 

グミ‘ギルドエッジ’
グミったっていろいろあるんだけど、何グミの品種なんだ?
園芸植物園はちゃんとラベルがついている・・・けれどもちょっと不満
植物学と園芸学はちがうからかしら
Eleaegnus × ebbingei ‘Gilt Edge’
エラエアグヌス(エレアグナス) エビンゲイ
ナワシログミとオオバグミの交配種エビンゲイの金黄色の細覆輪の園芸品種
医療モールの生け垣はこれだったのかも
参考: 日本花名鑑④p.145
 


カシワ 冬も枯葉をつけたまま → シナマンサクもそう
この葉を付けたままってのはどんな利点があるのかしら

立派な冬芽はアートパークのコナラに似ている、芽麟の並び方、五角形な感じ
カシワ 柏 槲
Quercus dentata Thunb.
クエルクス(クルクス・ケルカス) デンタタ
ブナ科 コナラ属
 


アラカシ 葉の中央から先半分に鋸歯があるのが見分けのポイント 

こちらも立派な冬芽、アートパークのシラカシに似ている
コナラ属って落葉樹も常緑樹もある、落葉かどうかは属の特性ではないんだな、冬芽は似ている
アラカシ 
Quercus glauca Thunb.
クエルクス グラウカ
ブナ科 コナラ属
 
 
花・葉・実を見て歩く、冬は植物観察はお休み・・・ではなくて
冬に咲く花、サザンカやツバキもある。常緑で美しいカラーリーフや斑入りもある。そして
昨年、Fさんから「冬芽ハンドブック」をいただき、ずいぶん楽しみました
2シーズン目に入った途端、こんな風に常緑樹にも立派な冬芽が付くことを発見
さらに今年は、Fさんから「樹皮ハンドブック」をいただき(これがまた難解というかとても地味)ました
樹皮とおともだちになれるでしょうか私  
 
 
ブナ科 コナラ属 Querus
北半球温帯を中心に分布。約400種。日本に15種が自生する。一般的には常緑性のを楢、落葉のものを樫と呼ぶ。雌雄同種。英語ではOaks(ウィスキーの樽を連想する)。単葉で互生。果実はドングリ(堅果)で基部は殻斗。種子の殻の中に残ったまま発芽する。照葉樹林・落葉広葉樹林の優先樹種となっている。古代から材が利用されている。ドングリは野生動物の重要な食糧。
楢・落葉・・・コナラ・クヌギ・カシワ
樫・常緑・・・シラカシ・アラカシ・ウバメガシ・ウラジロガシ
ブナ科にはコナラ属の他にブナ属・クリ属・シイ属・マテバシイ属など
参考・引用: 日本花名鑑④p.371


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