特上カルビの記のみ気のまま

韓国語教育を韓国の大学院で専攻した30代日本人男性が、韓国ソウルでの試行錯誤の日々を綴りました.

やってみなけりゃわからない

2005-08-07 23:55:50 | 祈り
 晴れ時々曇り。最低気温24.2度。最高気温30.1度。

 朝九時からの二部礼拝に参加。聖餐式(せいさんしき)。
 
 今日の説教の箇所はマタイによる福音書14章22~33節。イエスが湖の上を歩き、強い風を静めるという箇所。『暴風の中にいらっしゃるイエス』というタイトルでラ・ジュンソク(라준석)牧師が説教を担当された。以下は説教の要約。

 私たちは日頃、自分が楽に暮らせるように、苦労しないで済むようにと考えがちです。もちろん、苦しい思いや辛い思いをせずに済んだらどんなに楽でしょうか?立っているよりも座っているほうが楽。座っているよりも横になっているほうが楽。ただ横になっているよりも、目を閉じたほうが楽。横になって目を閉じるよりも、寝てしまったほうが楽。それ以上の楽を求めるのなら、天の国へ行ったほうが楽ですね(笑)。

 人間、生きている限り何らかの困難や試練にぶつかります。でも主に全てを委ねているならば、イエスが強い風が吹く湖の上を歩くペテロの手を捕まえて下さったように、必ず助けて下さいます。手を差し伸べて下さいます。

 ペテロはイエスによって助けられました。しかし強い風に吹かれ、沈みかけるという経験をしました。これはペテロが舟に乗ったからこそ出来たことです。湖まで来たから舟に乗れたのです。湖までいかなかったら、沈みかけることも無かったでしょう。でも、イエスがペテロの手を捕まえて下さることもなかったでしょう。ペテロが家に居たら経験できなかったのです。
 椅子に座っていたら、横になっていたら、眠っていたら・・・確かに湖で沈みかけるという怖い経験はせずに済んだかも知れません。でも、ペテロはそんな目に遭ったからこそ、イエスによって助けられたのです。

 どうか日々の困難や試練を恐れないで下さい。寝ていないで起き上がって下さい。座っていないで立ち上がって下さい。家の中にこもっていないで、外に出てください。湖の岸辺まで歩いていってください。そして舟に乗ってみて下さい。何事も経験してみなければわかりません。やってみなければわからないのです。その中で困難や試練に幾度と無く遭うことでしょう。でもイエスは愛のお方です。私たちを耐えられないような試練にあわせることはなさいません。困難や試練に遭った時こそ、イエスの手があなたの目の前に差し出されるのです。

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2 コメント

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リンクを見て (こぐま)
2005-08-08 21:53:58
リンクを拝見してて、キリスト教に関わっている方かな~と思っていました。



わたしは信者ではないんですが、学生のころ、教会の英語教室に通っていた縁で、洗礼を受けようかな~と思っていた時期もありました。

今つきあっている彼は、キリスト教の信者です。



そういうこともあり、わたしにとっては教会はとても身近に感じる存在です。

牧師さまの説教も、宗教の枠を越えてひとびとの日常に関わることを話されていますしね・・・



難しいことはわからないのですが、このお話しにも共感しました。

本当に、家から外にでてみなければ、嬉しいことも悲しいことも体験できないですよね・・・
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行動あるのみ (特上カルビ)
2005-08-09 01:46:46
>こぐまさん

いつも暖かいコメントありがとうございます



私も昨日の説教には久しぶりに?共感できたのでブログに書いてみました。本当に何事も行動してみなければわかりませんよね。



教会の英語教室に通われていたことがあるとの由。教会を身近な場所と感じて下さるなんて、嬉しい限りです!



韓国はキリスト教にしても仏教にしても人々の信仰心がとても篤いですよね。芸能人のプロフィールにも必ず宗教の欄がありますし(日本では考えられませんが・・・)。



私は韓国に来る直前に日本で洗礼を受けましたが、聖書を読んだり、説教を聴いても未だに分からないことばかりです(多分一生分からないんじゃないかなぁと思います)。



機会があれば、ぜひ彼とご一緒に教会を訪れて見てください(韓国の教会も良いですよ)。
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