特上カルビの記のみ気のまま

韓国語教育を韓国の大学院で専攻した30代日本人男性が、韓国ソウルでの試行錯誤の日々を綴りました.

入れ忘れ

2008-01-14 18:10:54 | 祈り
 曇り.最低気温1.9度.最高気温5.6度.しんしんと冷える成人の日.

 私が通う教会はキリスト教(プロテスタント)だが,説教に“坊主”が欠かせない.
 うっかり“坊主”を入れ忘れると,礼拝後に「カルビさん頼むよぉ~,お願いだから“坊主”入れてよ!説教には読経と木魚が欠かせないんだからさぁ.南無阿弥陀仏.」と聖歌隊の兄弟・姉妹方から言われてしまう.

 昨日(2008/01/13)も第二礼拝で牧師先生による説教が始まったにもかかわらず,“坊主”を入れるのを忘れてしまった.説教開始後10分以上経過してから入れたので,袈裟を揺らして礼拝堂の内陣(礼拝堂前方の説教壇やピアノ,聖歌隊がいる場所)へと走って行った….というのはウソだが,“坊主”が欠かせないのは本当だ.おっと,文字変換を間違っていた“坊主”ではなく“BOSE”である.

【写真】内陣に向かって左側,ピアノの手前,説教壇の右にある円柱形のものが洗礼盤.パイプオルガンのコンソールより奥の内陣右手には聖歌隊席が見える.

 午前11時10分からの第二礼拝では内陣に聖歌隊が座る.説教者の声はピンマイクで拾い,礼拝堂内のスピーカーから出るようになっている.しかし,聖歌隊がいる席からはスピーカーの音が聞き取りづらいので,聖歌隊向けの小型スピーカーが洗礼盤の陰に設置してある.そのスピーカーが“BOSE”というわけだ.スピーカーの「ON」と「OFF」は4階の音響調整室から行う必要があり,説教時以外はハウリングを避けるために「OFF」にしてある.

 説教が始まったらボタンをポンと一つ押せば済むことなのに,自分の仕事をすっかり忘れて礼拝に集中してしまったり,逆に注意散漫な状態に陥っているとスイッチの入れ忘れ,つまり「“BOSE”入れ忘れ」が起こるのだ
 一度に二つのことが出来ない不器用な私.こんな私も教会では奉仕の場が与えられている.天の父なる神に感謝,神の御子主イエスに感謝

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