特上カルビの記のみ気のまま

韓国語教育を韓国の大学院で専攻した30代日本人男性が、韓国ソウルでの試行錯誤の日々を綴りました.

僕の彼女を紹介します

2005-01-20 20:42:45 | 映画
 晴れ。今朝の最低気温-7度。最高気温-2度。寒い。

 『シュリ』を抜いて、日本国内観客動員数最多記録を樹立した韓国映画のタイトルだ。そのDVDを昨日手に入れた(下の写真は映画のスチールポスター)。
 

  


 夕食後、スポーツクラブへいくつもりだったが、それも忘れて最後まで観てしまった。正直言って、なぜ観客動員数が『シュリ』を抜いたのか理解に苦しんだ。ストーリーはありふれてるし、個人的には『シュリ』のほうが数倍見ごたえがあった。

 いわゆる“韓流”と“純愛”ブームの波に見事に乗った映画なのだと思う。『猟奇的な彼女』のクァク・ジェヨン監督と主演女優のチョン・ジヒョンが再び組んだ作品らしいといえば、らしい。

 多分同じ脚本と演出で日本映画として撮っていたら、ヒットは難しいと思う。韓国映画だから成しえた快挙だろう。韓国映画だから許せてしまう“何か”があるのだ。

 『冬ソナ』だってそうだろう。韓国ドラマだから日本のオバサマ方の心を掴んだのであって、日本の大映テレビあたりが同じドラマを制作したら、「ありえな~い!」の一言で片付けられてしまっていたのかも知れない。

 『僕の彼女を』はどこか荒削りで、安っぽい。
 昨年末に日本で観た『いま会いにゆきます』のほうが丁寧な作りで、私は気に入っている。

 『僕の彼女を』と『いま会いに』はジャンルが違う映画なので、比較すること自体に無理があるが・・・。

 韓国映画の躍進ばかりが目に付くかも知れないが、最近の邦画も韓国映画に負けない素晴らしい作品が増えて来た。

 良い意味で日韓の映画界が競い合って、一本でも多く素晴らしい作品を世に送り出して欲しいものだ。

 『僕の彼女を』を観る前に、『猟奇的な彼女』をまず覧ましょう。

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1 コメント

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こんにちは (noel)
2005-01-21 20:53:28
はじめまして

在韓満5年の日本人(♂)です。



韓国で韓国語教育ですか。。

それはそれはご苦労様です。



僕のブログにもぜひお越しください
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