雪のち晴れ最低気温-7.5度。最高気温-1.7度。風が強く厳寒。
朝六時に起きて身支度を整え、教会へいざ出発!
外に出たとたんに冷気が全身を包む。冷凍倉庫に入ったようだ。
昨夜から降り積もった雪が見事に凍って、地面はツルツル。坂道のみならず油断をすると平坦な道でも足を取られる。一歩一歩足元を確かめながら、オッカナビックリ停留所まで向かう。幸い車道には雪が積もっていなかったが、日陰の一部はアイスバーンになっていた。
さすがに車内は普段の日曜日の朝よりも空いていたが、ガラガラというわけでもない。その反面、一般のドライバーは雪道でハンドルを握るのを嫌ってか車道はガラガラだ。お陰でバスはいつもよりも早くソウル駅前へと滑り込んだ。早い。早すぎる!
しばらくしてお客さんが二人ほど乗り込んできたが、私も含めて教会前の停留所で全員下車。さすがにこれだけ寒いと、どうしても済ませなければならない仕事や用件がなければ、外出を控えるのが普通だ。
本日の説教の箇所はヨハネの手紙1.2章29節~3章10節。リ・ジュンソク(리준석)牧師先生が『神の子たち(하나님의 자녀들)』というタイトルでお話ししてくださった。いくら寒くても礼拝が始まる時間になると幼い子どもから年配の方まで、礼拝堂は一杯になる。いつもの見慣れた光景だが、改めてスゴイと思う。第一主日(日曜日)ということで聖餐に与ることもできて感謝。
午後は昨夜(12/3)日本から来た友人のYさんと仁寺洞(インサドン=인사동)で精進料理を食べ、慶福宮(キョンボックン=경복궁)を見学。陽射しはあるものの何しろ風が強い。日陰に入ると体感気温は一気に下がり「寝るな!寝るんじゃない!寝たら死ぬぞぉ~」の世界。久しぶりに耳がちぎれそうな感覚に陥り、手袋をはめているにもかかわらず、指先の感覚は完全に麻痺。口を思うように開けられず、舌もまわらなくなった。これはマズイとYさんと二人、アメリカ大使館の前を小走りに抜けて、教保文庫(キョボムンゴ=교보문고)に退避。テロリストに間違われなかったことを心から感謝した。
ところで友人のYさんは今回一泊二日のソウルは初めての旅。短い滞在期間だったのでビジネスで訪れたのかと思いきや、どうやら違うらしい。旅の目的を聞いて驚いた。韓国系エアラインの訓練センターでB767のフライトシュミレーター体験をしてきたとのこと。体験ツアーのモニター募集に応募したところ運良く当選したそうだ。ちなみにYさんは別段“ヒコーキマニア”というわけでも無いごく普通のOL。高級ホテルの一泊朝食付きで参加費用お一人様20万円のツアー。皆様、いかがでしょうか?
私も機会があれば、是非一度パイロット気分を味わって見たいものだ。どなたかスポンサーになって下さる方いらっしゃいませんか?(←オイ、カルビ自分で稼いで行きなさいっ!)。
朝六時に起きて身支度を整え、教会へいざ出発!
外に出たとたんに冷気が全身を包む。冷凍倉庫に入ったようだ。
昨夜から降り積もった雪が見事に凍って、地面はツルツル。坂道のみならず油断をすると平坦な道でも足を取られる。一歩一歩足元を確かめながら、オッカナビックリ停留所まで向かう。幸い車道には雪が積もっていなかったが、日陰の一部はアイスバーンになっていた。
写真左:昨日(12/3)雪が激しく降るソウルの夜をオレンジ色に染める街路灯 写真右:ベランダに置かれた醤油(カンジャン=간장)が入った甕(かめ)に積もった雪
バスに乗ったら床に新聞紙が何枚も無造作に広げられていた。靴の裏に着いた雪(氷)を吸い取り、滑り止めの役割を果たしているようだ。それにしても、ちょっと雪が降ったくらいで安全運転をするなんて、プロとしてのプライドが許さないのだろうか?あるいは常に急発進、急停車の乱暴な運転をしなければならないという業界内での取り決めでもあるのだろうか?バスに乗り込んだお客さんは異口同音に「ミ、ミックロウォ(미,미끄러워∼=すっ滑る~っ)!」という言葉を発しながら、勢いよくバスの後部座席へと吸い込まれて行く。ブラックホールの如し。さすがに車内は普段の日曜日の朝よりも空いていたが、ガラガラというわけでもない。その反面、一般のドライバーは雪道でハンドルを握るのを嫌ってか車道はガラガラだ。お陰でバスはいつもよりも早くソウル駅前へと滑り込んだ。早い。早すぎる!
写真左:今朝(12/4)のソウル駅前 写真右:同じく今朝(12/4)の旧ソウル駅舎
いつものようにソウル駅で朝食を摂り、バスを乗り換えて教会へ。ソウル駅へ向かうバスとは一転して、見事にお客さんがいない。貸切状態だ。プチ贅沢気分を味わいながらバスはソウル駅から一路漢江(ハンガン)に向かって南へひた走る。漢江大橋(ハンガンデキョ=한강대교)の手前でハンドルを切って、河沿いを東へ。河面を照らす朝陽が車内にも射し込み、長いシルエットを床に描く。しばらくしてお客さんが二人ほど乗り込んできたが、私も含めて教会前の停留所で全員下車。さすがにこれだけ寒いと、どうしても済ませなければならない仕事や用件がなければ、外出を控えるのが普通だ。
本日の説教の箇所はヨハネの手紙1.2章29節~3章10節。リ・ジュンソク(리준석)牧師先生が『神の子たち(하나님의 자녀들)』というタイトルでお話ししてくださった。いくら寒くても礼拝が始まる時間になると幼い子どもから年配の方まで、礼拝堂は一杯になる。いつもの見慣れた光景だが、改めてスゴイと思う。第一主日(日曜日)ということで聖餐に与ることもできて感謝。
午後は昨夜(12/3)日本から来た友人のYさんと仁寺洞(インサドン=인사동)で精進料理を食べ、慶福宮(キョンボックン=경복궁)を見学。陽射しはあるものの何しろ風が強い。日陰に入ると体感気温は一気に下がり「寝るな!寝るんじゃない!寝たら死ぬぞぉ~」の世界。久しぶりに耳がちぎれそうな感覚に陥り、手袋をはめているにもかかわらず、指先の感覚は完全に麻痺。口を思うように開けられず、舌もまわらなくなった。これはマズイとYさんと二人、アメリカ大使館の前を小走りに抜けて、教保文庫(キョボムンゴ=교보문고)に退避。テロリストに間違われなかったことを心から感謝した。
ところで友人のYさんは今回一泊二日のソウルは初めての旅。短い滞在期間だったのでビジネスで訪れたのかと思いきや、どうやら違うらしい。旅の目的を聞いて驚いた。韓国系エアラインの訓練センターでB767のフライトシュミレーター体験をしてきたとのこと。体験ツアーのモニター募集に応募したところ運良く当選したそうだ。ちなみにYさんは別段“ヒコーキマニア”というわけでも無いごく普通のOL。高級ホテルの一泊朝食付きで参加費用お一人様20万円のツアー。皆様、いかがでしょうか?
私も機会があれば、是非一度パイロット気分を味わって見たいものだ。どなたかスポンサーになって下さる方いらっしゃいませんか?(←オイ、カルビ自分で稼いで行きなさいっ!)。
それにしても寒いですよね。昨日、手袋よりレッグウォーマーより耳あてより暖かいものを発見しました。それはマスクです!マイマスク、グットです!
ほんとに寒いですね。でも外に出ると、朝の厳しい寒さが寝ぼけた身体(カラダ)をシャキッとさせてくれるので「寒い!寒い!」と文句を言いながらも「今朝は零下7.5度だよ7.5度!」と“寒さ”を楽しんでいるもう一人の自分がいることに最近気付きました。
マスクすると確かに暖かい。特に風の強い日は効果絶大ですよね。
ところで、何故韓国って“青いマスク”をした人が多いのでしょうか?最近は日本同様“白いマスク”も見かけるようになりましたが・・・。
お店やガレージの銀色のシャッターに入っている赤・青・黄(でしたっけ?)のストライプとともに、私を悩ませ続けています。
それにしても韓国の色は、素朴なものから原色に近いものまでそれぞれ素晴らしいと思います。ここの人たちの素朴さや根っからの明るさの表れでしょうか!想像がどんどん膨らみますね。
デザイン感覚も、どちらかと言えばアメリカやヨーロッパ諸国でのそれに近いのではないでしょうか。本当にちょっとしたことなのですが日々の暮らしの中で“韓国らしさ”を感じさせられます。
韓国はカラフルな中間色が多いように思います、例えばアパートのサイドの絵柄(?)とか…。なんだかややこしくなってきました。
お返事が出来ずゴメンナサイ。
>東大門市場なんかで服を選ぶと、“やっぱ日本からの人は原色が好きだね”なんて言われます。
なるほど・・・。確かに以前に比べると原色を使った雑貨や洋服は増えたかもしれませんね。
一方で(IT関連商品を除いた)家電製品などの「工業デザイン」分野では色彩や意匠の違いを感じられるので、家電製品売場を巡るのは個人的に大好きです。
そうですね、“工業デザイン”も色々な違いがありますよね。家電はあまり見たことなかったですが、車のデザインなんかは丸っこくて好きです。やはりこれも曲線の美をご自慢とする韓国ならではでしょうか。
またまたすぐにお返事出来ずに本当にごめんなさい。
年末年始ということで東京におります。
どうかこれに懲りず、今年(2006年)も宜しくお願い致します。