前期後半が始まって2日目,今日は「おはなしコンサート」がありました。
黒板の前には,たくさんの絵本が並んでいます。
長谷川義史(よしふみ)さんの絵本だそうです。
さて,今日のウォーミングアップです。
畑の土の上に見える葉っぱから,どんな根菜かを考えました。
身近に畑がある中川っ子達にとっては,結構簡単だったのかなあ。
続いて「小さい秋みつけた」の歌声を聞かせていただきました。
先週までとは違い,今週は月曜日から,「小さい秋」が見つかる一日だったように思います。
続いて,定番となっている「四季の歌」です。
全校のみんなが,この歌にかかわる手話を覚えてきたので,今日の歌声は,いつもよりも出ていたかなあと感じました。
ピアノ伴奏も,とてもきれいでした。
さて,いよいよ「長谷川義史さん」の絵本に触れます。
最初は「ぼくがラーメン食べてるとき」という絵本でした。
「ぼくが,普通にラーメンを食べているとき,世界のどこかでは,ぼくの思いもよらないことが起きている。」というような内容のお話でした。「ボーッとしてちゃいけないな。」と思いました。
今度は,「おじいちゃんのごくらく ごくらく」という大きな絵本でした。
おじいちゃん子の「ゆうた」が,いっしょにお風呂に入ったときのおじいちゃんの口癖「ごくらくごくらく」を通して,「幸せ」とか「家族の温かみ」について考えたんだろうなあと感じました。
最後は,おじいちゃんとの悲しいお別れが待っていましたが,「ごくらくごくらく」という言葉と共に,「ゆうた」は,心温かく,そして,強く生きていくのでしょう。
続いて,ピアノ演奏「少年時代」でした。
懐かしくて,つい歌ってしまいそうになりましたが,曲に聴き入る子どもたちの邪魔になってはいけないと思い,心の中で歌っていました。
今日の最後は,5年前の沖縄県の1年生が書いた詩「へいわって すてきだね」でした。
「へいわってすてきだな,ぼくもぼくができることからがんばるよ。」という最後のメッセージが印象的でした。
「ぼくができることって,何かな?」とは,一人一人がしっかりと考えたい問題ですね。
最後に,各学年の代表の人たちが,しっかりと感想を述べました。
今日は,いろいろと考えさせられることが多かったらしく,お話の流れや音楽の曲想に沿ったふりかえりが多かったように感じました。
「考えながら聴く」「感じながら聴く」ということが,少しずつできるようになってきたのかなあと感じました。
これらの成長を,「三省まつり」などでの「自分たちの発表・表現」につなげられるようにしていきたいと思います。
以上,今日の中川っ子達でした。