”2年生以上は進級後発”になっておりました。”進級後初”の誤りでした。
さて、2年生に行ってみました。「どきどき わくわく まちたんけん」と黒板には書かれています。
どうやら、中川地区の自慢、いいところなどを見つける活動のようです。
子供達が大きな中川地区の地図のパズルを組み立て始めました。
ちょっと時間がかかりそうなので、3・4年生の方に行ってみます。
黒板に書かれていたのは、「家庭学習の内容をレベルアップさせよう」
家庭学習についての秋田県の取組は全国的に大変注目されており、書籍にもなっているほどです。
家庭学習の内容のレベルアップのための学習は、全国的に見ると、秋田県が先行しているのかなあと感じます。
「何を使えそうかな?」という問いかけに、次々に手が挙がりました。
「かけ算九九につながるようなものを使えば…。」
「ものさし」「そろばん」「じょうぎ」「前にやったテスト」「教科書」など、いろんなアイディアが出されました。
それらをヒントに、「自分はどうしようかな?」と自分の取組について考えます。
これは、「家庭学習で何をやるのかは自分の問題だけれど、一人で考えてもアイディアが広がらない。だから、みんなで一緒に考えて、出されたアイディアを基にして、自分はどうするかということについて、自分で決めて、実行に移す。」という活動です。
「みんなで考えたこと」をヒントにして、「自分でがんばること」を決める。
このような活動は、自分の考えを広げたり、新しい見方に触れたりさせたいときに、とても有効な場合が多いと感じています。
今後の取組の変化が楽しみです。
次はサンサン学級へ行ってみます。
サンサン学級のM先生は、私と同じく「今年から中川小に来た先生」なので、「M先生に中川小のよいところを紹介しよう!」という活動をしています。
「自然がいっぱい。」
「給食がおいしい。」→「例えば?」→「デザート。」「でも、みんなおいしい。」
「先生方が楽しい。」→「えっ、どんなこと?」→「楽しいお話をしてくれる。」
この後、おうちの方からも質問がありました。
「休み時間は、どのようにしているの?」→「外やなかよしホールで遊んでいる。」→「例えば何を?」→「鬼ごっことか、ボールを使って…。」というように話がふくらんでいきました。
「自分のこと、自分の考えていること」を伝えるために、とても大事な学習だなあと感じました。
さて、次は5年生です。H.T先生、期待してしまいますよ。
どの学年もよく使っている”自分専用のタブレット”なのですが、5年生の活用頻度は、とっても高いです。
今日は、デジタル教科書を使って問題解決のためにやってみた「自分の考え」を、電子黒板に配置して、「考えを分類し、解決方法の肝(大事なポイント)」をまとめるという時間でした。
子供達の机の上を見ると、「ああ、そう考えたのか。」という画面を表示したタブレットがありました。
「自分で考えた方法でない、他の人の考えを説明する。」という「他者説明」という活動に入りましました。
自分の考えではないのに、考えをしっかりと読み取って説明しています。
文部科学省をはじめ、全国的に「大切な活動」に位置付けられている「他者説明=他の人の思考を読み取る」という活動が、中川小では、このように自然に行われています。この点について、本校の先生方に、とっても感謝しております。
さて、6年生はどうなっているのでしょうか? 行ってみます。
社会科の歴史の学習をしています。
参観のお母さん達も一緒になって、何かを探っています。
縄文時代の「絵」から読み取ったことを書き留めています。
「よく見ること」「比べてみること」「関連付けてみること」など、いい力を育てる活動をしているなあと感じました。
最後に、1年生の教室に戻ってみました。
「「てんてんのつく言葉カルタ」で盛り上がっていました。
でも、その中にも、「相手の人を大事にする。」という「土台となるルール」があり、「保育園と小学校のつながりの大事さ」を感じたところでした。
明日に続きます。