(平成15年8月2日 片山善博鳥取県知事と鳥取県赤碕町にて)
「選挙カーでも吸引か」
とは、今日の日経新聞社会面での大見出しだ。
衆議院愛知7区で落選した元民主党衆議院議員、小林憲司容疑者が覚せい剤所持で現行犯逮捕された。これだけでもショックな事件であるのに、選挙運動中にも選挙カーの中などで覚せい剤を吸っていたと供述しているという。小林容疑者は初当選した後の2001年以降、覚せい剤の使用を始めたと言われている。
どの顔をして有権者に正論を吐いていたのか…。国会議員と市議会議員の差はあれど政治を志す者同士、今回の事件は政治が有権者の信頼を失ったという点で極めて残念な事件だ。
選挙期間中の選挙カーの中での事件というとアノ方を思い出す。選挙カーの中で女性運動員の下腹部に手を入れたという元大阪府知事。
私もこれまで自身の選挙で3回選挙を戦ったが、小林容疑者や元大阪府知事の方のように、選挙運動以外のことが頭の中には無いというのが本音だ。有権者の方に政治への思いを訴え、握手を求め投票を依頼することで精一杯だ。朝の8字から夜の8時まで、ほとんど休憩なしで12時間走りっぱなしなのだ。気力、体力の限界で戦っている。
有権者は厳しい選択の目を持っていることを、二人はご存知なかったのだろうか…
今日はの複雑な天気でした。