(ライトアップされた東京タワーです。宿泊したホテルの近くでした。)
今日(この報告は帰宅後の27日に書いてます)は、JR東小浜駅発6時54分の電車で発ち東京へ向かった。この日の目的は東京都立川市に行くことであった。
世の中は狭いもので、なんと東京駅で村上利夫市長にばったりお会いしたのである。上京の内容をお聞きしてみると、福井県選出国会議員と昼食会の後、文化庁、環境省、総務省、農水省へ要望活動に行かれるとのこと。特に文化庁は「世界遺産」登録の件で要望に行かれるというので、「世界遺産登録の中心は遠敷であり、まして神宮寺は私の地元であるので要望活動に同行させていただけませんか」とお願いしてみたところ、村上市長は「よろしいですよ。地元議員がいてもいいでしょう」とふたつ返事で同行させていただくことになった。もともと今回の上京の目的には、知り合いの衆参の国会議員や中央官庁へ行くこともあったので、うまいことタイミングがあったのだ。
私は午前中立川市へ行き、当初の用事を済ませ、午後2時に丸の内2丁目(現在文部科学省はリニューアル中のため仮移転)の文化庁へ行き、村上市長と合流し要望活動に同行した。
文化庁と村上市長とのやり取りについての詳細記は差し控えさせていただくが、文化庁として「世界文化遺産」の暫定リスト登載をめざしてがんばるようにとのことであった。
神宮寺は「神仏混合」といい、神社と寺が一体となっている。つまり、一人で宮司と寺住職の役割を果たしている(神宮寺にはお宮さんもお寺さんも一緒にまつられている)のである。日本では小浜だけといわれており、このあたりを目玉に登録を目指すのである。文化庁の官僚からは、このあたりの証明がなされればとのご意見もあった。
私は、地元議員として文化庁の官僚に「世界遺産の登録を目指すことで、遠敷地区としても古くからあったものを現代に掘り起こして、まちづくりに活かしています。地区全体が文化財と自然を大切にしてまちづくりをしようと燃えています。」と熱くお願いをした。文化庁側の反応はあった。想いは伝わった。と、自分では感じている…
その後、ついでといっては悪いが環境省と農水省の要望活動にも同行させていただいた。
中央官庁への要望活動は、前の辻市長のとき(若狭青年会議所のメンバーとして)にも同行したことがあり、今回で2回目(市議会は別)である。村上市長は、あちこちで終始熱っぽく語っておられた。頭の中にいろいろなことが詰め込まれており、時々に必要なことを的確に話される姿を拝見し、こころ打たれるものがあった。
中央官庁要望活動を終え、明日の衆参議員会館周りにも同行させていただく約束を取り付け、村上市長と別れ、今日の宿泊先のホテル(港区虎ノ門の虎ノ門パストラル)へ向かった。夕食をとるため外出し、東京タワーの近くで食事をした。東京タワーがライトアップされており大変綺麗だったので写真におさめたのが上記の写真である。
文化庁の要望の時に地元の福井テレビと中日新聞が取材に来ており、テレビ取材に市長と私の二人が収録された。午後6時からの福井テレビのニュースで流されると聞いていたが、さっそく小浜の知人からニュースで見たと電話をいただいた。妻にも聞いてみたが、市長よりも私のほうが先に映っていたとのことで大変恐縮してます
東京の天気はでした。とても暑く、歩くたびに汗でびっしょりとなる日でした。