初めは図書館だった。友人(最近できた!)の通っているという図書館に行くはずだった。
しかしいつのまにか、
「せっかくだからお昼をいっしょに。。。」が「図書館の近くにおいしいお店があって。。。」となり、「それじゃ早めに行ったほうが。。。」ということで、
……11時にランチーーー!とあいなり行ってきた!(笑)。
11時きっかりに着いたのだが、すでに店の入口の前に行列が。。。しかも女性ばっかり(笑)
ゆったりとした座席。テーブルの上には緑色のクロス。その上に黄色の小花柄のクロスが斜めに重ねられている。周りを見回すと、うすいピンクのしっくいの壁。そこに大きな絵皿と抽象的な絵がかかっている。運ばれてきたお水は深い青のワイングラス!
……いかにも南仏!ああ、プロバンスー!
前菜の盛り合わせは、大皿に5種類の料理がほんの少量ずつ、行儀よく並べられている。メインのピザは、クリスピーな生地に、舞茸とツナがおどっている。クリームソースがベースでこの組み合わせがなんともいえず新鮮!緑のふちに金がほどこされたお皿にとりわけていただく。彼女のオーダーしたえのき茸と鶏肉の和風パスタもとりわける。
見た目もお味もたいへんよい。大満足。
そして、期待のデザート……!
待っている間テーブルの横にこの店のデザートについての説明書きがあり、なんとなく読んでみた。
<本店のパティシエは、○○コンクールで2回金賞を受賞。わかりやすい味、うつくしいデザインをモットーにデザートづくりをしています>
というようなことが書かれていた。
……わかりやすい味って……なに?
ふたりで思案した。
……結果、よくわからない説明だねということになった。
その説明がパステル調のデザートの絵とともに、黒い革のフォトフレームに収まっていていかにもおしゃれ。まあきっと「素人にもわかりやすい」つまり「おいしい」デザートが来るんだろうなーと期待に胸をふくらませていた。
……とうとう着た!イタリアン泡立ちコーヒーとともに。
ひとつは、グリーンのお皿に。もうひとつはピンクのお皿にのっている。
グリーンのお皿の方は、キャラメルの箱よりちょっと太めな直方体。色はうすいきいろ。ピンクのお皿の方は、茶色の三角すい。上に丸いものがちょこんとのっている。
どちらも、お皿の上にはケーキとともにソースできれいな絵がほどこされている。ラズベリーソースでチェリー、きいろのバニラ(?)ソースでばらの花、チョコレートで花の模様を描いている。とても繊細な技だ。お皿の色とあいまって、華やかなデザートだ。見ているだけで、顔がほころんでくる。
どちらのデザートにする?
……相談の結果、自分の近くに置かれたお皿をいただくことにした。
グリーンのお皿は私。ケーキをよく見ると、3層に分かれていて、間にうすいきいろのクリームがはさまれている。とてもきれいに仕上げられている。
……さっそく、ひとくち食べてみた。
……なんの味?はて、なんの味なんだろう?
……きいろだから。。。レモン?でもそんなにすっぱみはない。洋ナシ?それにしては甘みがない。バタークリーム?それほどべたついていない。
自分では判断がつきかねて、彼女にも尋ねてみた。その前にすこしずつ相手のケーキをとりわけていたので。
……なに?なんの味?彼女もわからないという。
そういえば、店員さんも何の説明もなしに、お皿を置いていったっけ。。。
きれいにできていて、スポンジもおいしいのだが、なんだかひとあじ味たりない。むしろ味がぼやけているといってもいいかもしれない。いや、お皿に描いてあるラズベリーのソースをつけるとおいしくなるとでも言おうか。
ちなみに、彼女のケーキはチョコレート&バナナのケーキ。これは上にキャラメルがのっていて、こくがあってパンチのある味だった。はっきりいっておいしい。
なんだか釈然としない思いで、ふと前のテーブルに座っている女性の手元を見ると、モンブランがお皿にのっているではないか!いやー、あれがよかったなー。すごくおいしそう!(なぜか、このお店はデザートを選べないのである)。
なんだか最後にひっかりを残して、店を去ろうとしたときー。
友人が、ケーキの並んでいるショーケースを見ていこうと提案してくれた。あのケーキの正体を見極めよう!ということらしい。それに同意して、足を運んでみると。。。
……あった。あった!なになに「さつまいものケーキ」……
……んーーー。わかったようなわからないような。。。
そこで、はたと思いついた。
そうか。これだ。これなんだ。
初めに読んだテーブルの上に書いてあった説明書き。
<わかりやすい味>の意味!。
なんの味のケーキか素人にもすっぱりわかる……これって案外重要なことなのかもしれないと思った。
しかしいつのまにか、
「せっかくだからお昼をいっしょに。。。」が「図書館の近くにおいしいお店があって。。。」となり、「それじゃ早めに行ったほうが。。。」ということで、
……11時にランチーーー!とあいなり行ってきた!(笑)。
11時きっかりに着いたのだが、すでに店の入口の前に行列が。。。しかも女性ばっかり(笑)
ゆったりとした座席。テーブルの上には緑色のクロス。その上に黄色の小花柄のクロスが斜めに重ねられている。周りを見回すと、うすいピンクのしっくいの壁。そこに大きな絵皿と抽象的な絵がかかっている。運ばれてきたお水は深い青のワイングラス!
……いかにも南仏!ああ、プロバンスー!
前菜の盛り合わせは、大皿に5種類の料理がほんの少量ずつ、行儀よく並べられている。メインのピザは、クリスピーな生地に、舞茸とツナがおどっている。クリームソースがベースでこの組み合わせがなんともいえず新鮮!緑のふちに金がほどこされたお皿にとりわけていただく。彼女のオーダーしたえのき茸と鶏肉の和風パスタもとりわける。
見た目もお味もたいへんよい。大満足。
そして、期待のデザート……!
待っている間テーブルの横にこの店のデザートについての説明書きがあり、なんとなく読んでみた。
<本店のパティシエは、○○コンクールで2回金賞を受賞。わかりやすい味、うつくしいデザインをモットーにデザートづくりをしています>
というようなことが書かれていた。
……わかりやすい味って……なに?
ふたりで思案した。
……結果、よくわからない説明だねということになった。
その説明がパステル調のデザートの絵とともに、黒い革のフォトフレームに収まっていていかにもおしゃれ。まあきっと「素人にもわかりやすい」つまり「おいしい」デザートが来るんだろうなーと期待に胸をふくらませていた。
……とうとう着た!イタリアン泡立ちコーヒーとともに。
ひとつは、グリーンのお皿に。もうひとつはピンクのお皿にのっている。
グリーンのお皿の方は、キャラメルの箱よりちょっと太めな直方体。色はうすいきいろ。ピンクのお皿の方は、茶色の三角すい。上に丸いものがちょこんとのっている。
どちらも、お皿の上にはケーキとともにソースできれいな絵がほどこされている。ラズベリーソースでチェリー、きいろのバニラ(?)ソースでばらの花、チョコレートで花の模様を描いている。とても繊細な技だ。お皿の色とあいまって、華やかなデザートだ。見ているだけで、顔がほころんでくる。
どちらのデザートにする?
……相談の結果、自分の近くに置かれたお皿をいただくことにした。
グリーンのお皿は私。ケーキをよく見ると、3層に分かれていて、間にうすいきいろのクリームがはさまれている。とてもきれいに仕上げられている。
……さっそく、ひとくち食べてみた。
……なんの味?はて、なんの味なんだろう?
……きいろだから。。。レモン?でもそんなにすっぱみはない。洋ナシ?それにしては甘みがない。バタークリーム?それほどべたついていない。
自分では判断がつきかねて、彼女にも尋ねてみた。その前にすこしずつ相手のケーキをとりわけていたので。
……なに?なんの味?彼女もわからないという。
そういえば、店員さんも何の説明もなしに、お皿を置いていったっけ。。。
きれいにできていて、スポンジもおいしいのだが、なんだかひとあじ味たりない。むしろ味がぼやけているといってもいいかもしれない。いや、お皿に描いてあるラズベリーのソースをつけるとおいしくなるとでも言おうか。
ちなみに、彼女のケーキはチョコレート&バナナのケーキ。これは上にキャラメルがのっていて、こくがあってパンチのある味だった。はっきりいっておいしい。
なんだか釈然としない思いで、ふと前のテーブルに座っている女性の手元を見ると、モンブランがお皿にのっているではないか!いやー、あれがよかったなー。すごくおいしそう!(なぜか、このお店はデザートを選べないのである)。
なんだか最後にひっかりを残して、店を去ろうとしたときー。
友人が、ケーキの並んでいるショーケースを見ていこうと提案してくれた。あのケーキの正体を見極めよう!ということらしい。それに同意して、足を運んでみると。。。
……あった。あった!なになに「さつまいものケーキ」……
……んーーー。わかったようなわからないような。。。
そこで、はたと思いついた。
そうか。これだ。これなんだ。
初めに読んだテーブルの上に書いてあった説明書き。
<わかりやすい味>の意味!。
なんの味のケーキか素人にもすっぱりわかる……これって案外重要なことなのかもしれないと思った。
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