SCUM’S BLOG
満たされている時は
満たされている事に気付かない
むしろ枯渇すら感じる
 



いやはや、皆様、誕生日おめでとうコメント、ありがとうございました。
14日の記事は、別に31歳になった途端、コワれちまったわけではありません。
たまにはこんなのも良いかな?と、その時のテンションのまま書いただけです。
ご機嫌だったのです。
ご心配ゴム用。
何はともあれ、ありがとうございま~イケル♪

おかげさまで、31歳の誕生日は、後々夜祭まで様々な欲の限りを尽くした秘密裏の祝いの儀式が繰り広げられ、とても幸せな時間を過ごす事ができました。

さて、この暗黒祭の際に話題に出た話でもネタにしてみようかと…


先日、ブルさんの日記に、変に痩せたがる女性を指して、こんなコメントがあった。

>体壊してチヤホヤされる時間はあまりにも短いのが女。
>そのくせ 結婚するならぽっちゃりで丈夫な娘が一番とか言うのが男だったりする。


私は、異論だった。

いやいや、女性はそう思いがちみたいだけど、案外、男っちゅーのは若かろうとなんだろうと、恋愛だろうと結婚だろうと、わりとポッチャリが好きだったりするよ、と。

私は色々な男に聞いているが、若い女性が理想とするような、ガリガリの女性がタイプだという男は、1~2割弱程度だと推定している。

つまり、女性がモテるし格好良いと思っているガリガリ女性を好きな男は、ごく少数派だという事だ。

抱きしめた瞬間壊れてしまうのでは?と心配するような、骨ばった不健康そうな女性より、抱きしめた時に、ふんわり柔らかいぐらいの女性の方が良いという意見が、圧倒的だと思う。

実際、女性がステキカッコイイ!というモデルの女性を見て、男にはその魅力がわからないという事が多いという事は、女性達には伝わっていないのだろうか?


若い頃、こんな事があった。
BというバンドをやっていたTを含んだ飲み会があった。
Tの彼女はガリガリ。
Tはそれを、モデルのようだろうと誇っていた。
それを飲み会の席で語りだし、皆にブーイングを受けた。
他の皆は、あんなガリガリはいやだ。
ポッチャリが良いだろうと反論した。
Tがそれに対して、熱く反論するのが面白くなった皆は、とくとくとTにポッチャリの魅力を語り続けた。
Tは、ポッチャリが気になり、彼的にポッチャリな子と浮気をした。
それが予想外に気持ちよくて、アンチガリガリ!と、ガリガリの彼女と別れた。

会う度にTは、どんなポッチャリちゃんとSEXしたかの話を、私に語った。
最初はそのガリガリの子の体重+5kgぐらいからスタートしたTは、あっという間に自分の体重と同じ子まで求めていった。

忙しく、しばし連絡を取らなかったのだが、久々のTから、こんな言葉を聞いた。
「SCUMさん、ついに、倍行きましたよ!」
「倍?何が?」
「倍って、そりゃ、体重ですよ!僕の体重の倍の子とSEXしたんですよ!」
「え゛え゛!………どうだった?」
「最高でした!!!」

その時の彼の笑顔は、晴れ晴れとしていた。

それからも私は忙しく、Tと連絡を取っていなかった。

とある日、Tから連絡があり、どうしても会いたいというので、会いに行った。

「何?」
「SCUMさん、お別れです。」
「え?どうしたの?」
「僕、本場、アメリカに行こうと思うんです。」

Tは、ポッチャリにのめりこみすぎ、ファンの子などにも手を出してしまい、バンドもおろそかになり、バンドをやめていた。

私はてっきり、彼が音楽を再びやるために、アメリカに行くのだと思った。

「そっかー。メロコアとかは、アメリカ強いもんなぁ。」
「は?SCUMさん、何言ってるんですか?」
「え?」
「僕は、音楽はもう興味ないんです。デブの本場、アメリカに行くんです!日本のデブは足が太い!あの、太ってるのに足が細いのに挑戦しに行くんですよ!」

熱く語るTの目は、キラキラ輝いていた。

私は言葉を失って、頑張れよ、としか言えなかった。


…T、元気にしているだろうか?
その後、連絡がないので、わからない。
しかし、道を究めるというのは、男の夢である。
頑張れ、T。


余談だが、このTの人生を変えた飲み会の後にも、皆々ひたすらTにポッチャリを薦め続けていたので、自己洗脳により、ポッチャリオーバーな子と付き合うヤツが続出した。

この記事を見て、なーんだ、それなら…と思う女性がいたら、ちょっと待って欲しい。
男性の言うところのポッチャリと、女性の言うところのポッチャリとは違う。
恋愛は体型によって成り立つものでは無いが、体型もまたひとつの魅力の要素になり、痩せすぎていて不健康な事も困るが、逆もまた、困るのだ。
健康的な体型という物を維持できる生活をしたいものだ。
以上、最近腹回りが気になる、SCUMでした。
アワワ

コメント ( 15 ) | Trackback ( 0 )