しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「ルワンダ 流血の4月」2005 仏・米・ルワンダ

2007年07月20日 | 映画
アフリカのルワンダ、フツ族がツチ族に行った1994年4月7日から始まった大虐殺。 100万人が惨殺されたというルワンダ紛争。 4月にある大虐殺記念日にフツ族の教師が1994年にあったことを子どもたちと話していた。 もう済んだことだという子どももいたが、彼には全く終わっていない事実だった。 その時軍人だった彼は、ツチ族の妻と子どもを逃がすことを、フツ族が設置した検問を突破出来るだろう放送局に勤めてい . . . 本文を読む
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「回想のビュイック8」 スティーブン・キング

2007年07月17日 | 読書
ネッド・ウイルコックス少年は警察官の父、カートを亡くしてから父親の勤務先のD分署に顔を出すようになった。 父親の思い出に浸るハイスクール最上級生の少年を、警察官の仲間は受け入れていた。 その夏、ネッドはD分署でアルバイトをすることになる。 そして、駐車場の先にあるBガレージの中のビュイックに興味を引かれる。 それはボディカバーを掛けておいても、おりおり滑り落として姿を現す。 そしてそれはビュイック . . . 本文を読む
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「ユージニア」 恩田陸 

2007年07月15日 | 読書
日本の有名観光地、K市の名家・青澤家で「帝銀事件みたいな」事件が起きる。 三世代が同じ誕生日の青澤家、当主の還暦祝いと祖母の米寿を祝う席で、運び込まれたお酒やジュースに毒が入れられ、その場に居合わせた、子ども6人を含む17人が犠牲になる。 生き残ったのは、青澤家の中学1年の長女・緋紗子と家政婦だけだった。 緋紗子は子どもの頃の事故で視力を失っていたので、その場にいてもなんの証言も出来なかった。 家 . . . 本文を読む
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「ポセイドン」 2006米

2007年07月13日 | 映画
大晦日の夜、北大西洋を航行中の豪華客船・ポセイドン号は津波を受け転覆する。 パーティー会場だった最上階フロアにいた乗客。 船長は救助が来るまでこの場に留まるように言うが、上に向かった方が救助されやすいと判断した少数の人が、脱出を試みる。 「ポセイドン・アドベンチャー」のリメイク。 原作の小説があるので、再映画化というのか。 「ポセイドン・アドベンチャー」は好きな作品のひとつ。 ジーン・ハック . . . 本文を読む
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「不機嫌な赤いバラ」 1994米

2007年07月12日 | 映画
元大統領夫人のテス(シャーリー・マクレーン)は、夫に先立たれ、シークレット・サービスにしっかりと守られて暮らしていた。 現大統領にも睨みのきく彼女は、わがままのしたい放題。 シークレット・サービスを煙に巻いて、置いてきぼりにしたりする。 現在、その矢面に立つのが、警護主任のダグ(ニコラス・ケイジ)。 ダグはもっと遣り甲斐のある仕事を希望していた。 しかし、任期が終わった後もテスは大統領に直訴してダ . . . 本文を読む
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イチローMVP、田中投手は100奪三振

2007年07月11日 | スポーツ
大リーグ、オールスターゲームでイチローは3打数3安打。 3打席目はランニングホームラン。逆転の2ランになった。 アメリカンリーグも勝ち、イチローはMVPに選ばれた。 オールスターのランニングホームランは初めてということ、イチロー自身も初めてだそうだが、また大リーグ記録に名前を残したイチロー。 凄い。 そして、昨日ソフトバンク相手に7勝目をあげた楽天・田中投手は、松阪より早く100奪三振を達成。 . . . 本文を読む
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「あくむ」 井上夢人 

2007年07月10日 | 読書
夢と現実がごっちゃになるような、そんな5編からなる短編集。 「ホワイトノイズ」 (やつの名前はブチ。こいつのおかげで僕の生活は変わった) 盗聴にはまってしまったぼくは、柳原美嶺子に魅せられる。 その美嶺子が1度の不倫を理由い脅迫される。 ぼくは美嶺子を助けようと行動する。 「ブラックライト」 (両眼を包帯で巻かれた私のそばに近づいてくるのは誰?) 画家の小沢達也は交通事故に合い、失明、両手を骨 . . . 本文を読む
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2007 F1第9戦 イギリスGP 

2007年07月09日 | スポーツ
ハミルトンの母国GP。 PPを取って優勝するかと思ったが、母国で優勝するのは難しいと過去のレースが教えてくれる。 そんな訳で優勝は、ライコネン。まあ、ライコネンにしたら、最終コーナーのミスさえなければ、PPを取っていただろうから。物凄く悔しがっていたそうなので、それが力にもなったのかも。 今回はフェラーリが速かったから。 そう、マッサもスタート前のトラブルはなんだったのだろう。その後の追い上げを見 . . . 本文を読む
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「ロミオとジュリエット」 Studio Life

2007年07月08日 | 観劇
2007.5.10(木)~6.5(火)  紀伊国屋ホール ウィリアム・シェイクスピア・作  松岡和子・翻訳 上演台本・演出 倉田淳 花の都ヴェローナではモンタギュー家とキャピレット家、2つの名門が反目しあっていた。 ところが、キャピレット家で開かれた舞踏会で出会ったモンタギューの息子ロミオとキャピレットの娘ジュリエットは、一目見た瞬間に恋に落ちてしまう。 若い2人は熱く愛を語り合い、その夜のうち . . . 本文を読む
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「絢爛とか爛漫とか」

2007年07月08日 | 観劇
2007.5.8(火)~5.23(水)  赤坂 RED/THEATER 飯島早苗・作  御笠ノ忠次 大正初期、4人の若き文士の物語。 舞台は古賀大介の部屋。 そこに他の3人が集まる、春夏秋冬。 春 ダンスホールに行く為に社交ダンスの練習をする4人。 しかし、古賀は小説を書かなければならないので、行きたくないという。 古賀はずっと書けなくて悩んでいた。 しかし、ダンスホールに行くのは、加藤がダン . . . 本文を読む
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