しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「聖餐城」 皆川博子 

2007年07月05日 | 読書
17世紀の「ドイツ30年戦争」が舞台。 馬の胎から生まれた少年アディは、戦争に行く兵隊の後を付いて行き商売する輜重隊(しちょうたい)の中のいた。 兵隊は通る村を略奪しながら稼いで行く。 略奪の中兵士に見つからないように、目ぼしい物を物色していたアディは捕らわれていた身なりの良い少年を見つけ、金になると思いその少年を横取りする。 その少年はイシュア・コーヘン。 イシュアは自分をプラハまで無事届けてく . . . 本文を読む
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