しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「ポセイドン」 2006米

2007年07月13日 | 映画
大晦日の夜、北大西洋を航行中の豪華客船・ポセイドン号は津波を受け転覆する。
パーティー会場だった最上階フロアにいた乗客。
船長は救助が来るまでこの場に留まるように言うが、上に向かった方が救助されやすいと判断した少数の人が、脱出を試みる。

「ポセイドン・アドベンチャー」のリメイク。
原作の小説があるので、再映画化というのか。


「ポセイドン・アドベンチャー」は好きな作品のひとつ。
ジーン・ハックマンをこの映画で始めて見た。アーネスト・ボーグナインも忘れられない俳優さんの一人。
さて、こちらの「ポセイドン」は、と比べる気持ちで見てしまったが、それが良くなかったか、よくない所ばかり気になってしまった。
船が逆さまになった面白さが見られない・登場人物に魅力がない・残酷なシーンが多い。
しかし、脱出劇としたら、こちらの方が過酷な分、迫力はあった。
なにしろ、船がどんどん沈んでいくし、最後まで自分たちで脱出したから。まさに水(海水)との戦い。
始めはまったくばらばらな人たちも一緒に行動していくうちに連帯感が生まれてきていた。
始めにあった「蹴落とせ!」のシーンも最後の方だったらなかっただろうか。
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