しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「不機嫌な赤いバラ」 1994米

2007年07月12日 | 映画
元大統領夫人のテス(シャーリー・マクレーン)は、夫に先立たれ、シークレット・サービスにしっかりと守られて暮らしていた。
現大統領にも睨みのきく彼女は、わがままのしたい放題。
シークレット・サービスを煙に巻いて、置いてきぼりにしたりする。
現在、その矢面に立つのが、警護主任のダグ(ニコラス・ケイジ)。
ダグはもっと遣り甲斐のある仕事を希望していた。
しかし、任期が終わった後もテスは大統領に直訴してダグを呼び戻す。
テスに反発するダグだったが、ある日散歩に出た湖のほとりから、テスが姿を消す。


コメディなのだが、あんまり笑えない。
テスが寂しいのはわかるけれど、権力があるから出来るわがままで、それがいらいらさせられる。
もっと違う感じのわがままなら、ダグも優しく受け入れてあげるのではないかと思ったりして。
二人の心の繋がりを見せたかったのだと思うが、エピソードがちょっと、という感じ。
しかし、人選は良かった。
シャーリーは可愛らしさがあるので、憎めない存在になっているし、
ニコラス・ケイジも振り回されつつ、威厳を保とうとするのがいい。
役にぴったりだった。
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