しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

宇宙博 2014  

2014年09月16日 | 展覧会
宇宙博 2014  NASA・JAXAの挑戦 

2014・7・19(土)~9・23(水)       幕張メッセ  国際展示場10・11ホール

NASAは知っているけれど、JAXAは何と知らなかったので調べた。
2003年に、宇宙科学研究所(ISAS)と航空宇宙技術研究所(NAL)と宇宙開発事業団(NASDA)が1つになり生まれたもの。
独立行政法人宇宙航空研究開発機構 JAXA(ジャクサ)。
宇宙航空分野の基礎研究から開発・利用に至るまで一貫して行うことの出来る機関、だそうだ。

展示は宇宙開発の歴史と現在と未来。

NASAからは、宇宙開発の歴史が多かった。
サターン、マーキュリー、ジェミニ、アポロ、スペースシャトルと馴染み深い。
展示は模型や本物と色々だが、アポロの司令船の取っ手とか照明器具とか、計器ひとつだったりと細かいものもある。
アポロ13号が事故の時、チェックリストを小道具として使ったと言うのも。
チェックリストは厚紙ほどの厚さがあるのだ。
見どころとして挙がっていたのが、アポロの司令船が地球の海に着水する時のパラシュート。
これは実際に使われた物。
パラシュート、大きくて切れ込みがたくさんある。こんなにたくさんあるのかと言うくらい。
見ていると色々思い出す物もある。
月着陸船はプロトタイプがAからEまであり、Eが実際に使われたのだが。
その変遷を見ていると、鉄人28号のようだ。
鉄人27号は似ても似つかない姿だが、プロトタイプDは似ていなくもないけど。
ジェミニの2人乗りの宇宙船の入り口が開いていつ所は、ガンダムのコクピットを思い出した。
そして、ジェミニ4号の徽章が、アルフィーの秋ツアーのポスターに似ている。

JAXAは国際宇宙ステーションの実物大モデル、日本実験棟「きぼう」が見どころ。
中がこんな風になっているのかと、入って見られるのは良かった。
自分はそれ以上に外から見た姿が良かった。
ちゃんと船外活動用のアームも船外パレットも付いていていた。
作業している宇宙服を着た人までいたりして。
窓が2つある実験棟は外からみると、機関車のような姿だ。
今まで、宇宙ステーションのどの位置に「きぼう」があるのか知らなかったのだが、全体模型もありしっかり分かった。
「はやぶさ」の展示も興味深かったし、他の日本のJAXAのコーナーはよかった。

未来のコーナーでは、宇宙エレベーターと言う物を初めて知った。
宇宙エレベーターは宇宙ステーションから地上までロープで繋いで、箱で上がって行くもの。まさにエレベーター。
実際にあったら、乗るだろうか。
ちょっと、いやかなり怖い気もする。
行くならやっぱりロケットに乗っていきたいかも。
ここでの見どころは、実物大モデルの火星探査車「キュリオシティ」。
大きなどっしりしているよな、華奢な繊細のような、そんな車。
タイヤも幅は太いけど厚さが薄い。

宇宙を感じられる、楽しい展示だった。
4時間たっぷりいた。
閉会間際で、9月の3連休はかなり混でいた様で、どうかと思ったが平日はそれほどでもなかった。

公式キャラクターのキュリオくんは、いまひとつの可愛さだが。


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