ポチの女房

専業主婦のつぶやき

光る君へ 第20回 望みの先に

2024-05-20 17:12:17 | ドラマ
望みとは誰の望みでしょうか。

長徳二(996)年
花山院が何ものかに射られたという事件、いわゆる長徳の変。
長徳の変とよばれるということは、政治的なものかと想像していましたが、元々は、伊周の勘違いから起きたものでした。
花山院の従者が亡くなったことが、帝の怒りにふれたようです。
伊周と隆家は、謹慎処分。
定子は、身内のものに会えなくなります。

まひろの父・為時は、淡路守に。
まひろが願っていた越前守には、源国守。
国守が漢文が苦手と判明。
道長の裁量で、為時が越前守に変更。
こんなことってあるのですね。
まひろの文がきっかけということですが、史実は、きっと違うことでしょう。
客観的にみて、為時の越前守にというのは、理にかなっていると思いますが。

詮子の具合が悪くなり。
倫子が調べると、詮子が呪詛されているとわかります。
誰の仕業なのでしょうか?
いつの間にか、伊周と隆家が呪詛したことになりましたけど。
定子は内裏を出ることになります。
兄たちのせいとはいえ、定子が、かわいそうです。
定子自身に瑕疵はありません。

定子は帝に、兄たちの罪を軽くするように訴えに、内裏にやって来ます。
帝も悩んだことでしょう。
伊周は太宰府に、隆家は出雲に配流。
太宰府、出雲と言えば、広島在住の私にとって、身近な存在。その両地が、当時は、配流の場所になるのですね。何だかなと思ってしまいました。

安倍晴明は道長に、「大事なのは、いよいよあなた様の世になる。」。
その通りです。中関白家の力をそげば、それは、道長が、上り詰めるしかありません。
そういう意味で、長徳の変という名前ですね。

清少納言は、まひろを誘って、伊周と隆家の様子を見に行きます。
隆家は処分を受け入れ、伊周は受け入れられない。対照的な反応です。しかし、本来なら命をとられるのですから、良かったと思うべきかと思います。
定子が出てきて、髪をバッサリ切ります。出家です。
凄いと思ってしまいました。高畑さんの演技、迫力がありました。
定子は、これから・・・史実どおりなら、悲しい運命ですね。
安倍晴明が言ったように、道長の世になります。
それでも、道長は、変わらないままでいられるのでしょうか。




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