ポチの女房

専業主婦のつぶやき

梅ちゃん先生 第153回

2012-09-26 22:23:16 | 梅ちゃん先生
広志は、芳子が作ったおはぎを食べて、自分を取り戻します。建造とも再会。
おはぎがキイになるとは思っていましたが、あっさり解決しすぎな気もします。

広志は、今までの苦労話をします。心のよりどころは、梅子が言った「生きていれば、いいことがある。きっと神様が、ご褒美をくれる。」でした。しかし、頑張っても良いことはなかったと。
梅子は「広志君は充分頑張った。頑張っているだけで立派よ。」
芳子が、おはぎとお茶を持って入ってきます。梅子が芳子に電話して頼んだからです。
「美味しいです。」とおはぎを食べる広志。
建造も帰ってきていて、広志と再会。

⦅心に残ることば⦆
建造が「自分が治療した人がこうして元気でいるのをみるのが、医者として嬉しいことです。」と広志に言ったところ。

明るく帰って行く広志。

梅子は、町会長から、夏祭りの救護所につめる仕事を頼まれます。梅子は快く引き受けます。

映画『夢売るふたり』

2012-09-26 22:05:28 | 映画
西川美和監督のスタジオパークからこんにちはを見て、とても見に行きたくなった映画です。
西川監督は広島出身の女性監督。
『ディアドクター』に続き2作目の鑑賞となります。
阿部サダヲさんが好きで、松たか子さんも、演技力ある女優さんだと思っていたので、この2人が夫婦役なら間違いないだろうと思い、見に行ってきました。
ネタバレを含む感想を書きます。








ずばり毒のある映画だなと思いました。
見たあと、ハッピーな気持ちにはなれませんでした。人間の悪い面を描いていたように思います。
夫婦で結婚詐欺をするわけですから、ハッピーエンドはあり得なかったでしょうけど。
夫婦役の2人の演技は秀逸、特に松さんの目の演技が怖かったです。
夫・貫也がいろいろな女性をだますわけですが。
重量挙げ選手をだますとき、いたたまれない気持ちになりました。こんな人をだましてはいけないと思いました。ここで、だますことを踏みとどまって欲しいと思ったのですが。
途中、エッチなシーンがいくつかあり、それがR-15指定になった原因だと思いました。が、これらのシーンは必要だったのか?と思います。そのシーンがなくても充分伝わるものがあったのではないかと。
ラスト、探偵者の人を子供が刺します。その身代わりに夫がなるわけです。たぶん貫也は、結婚詐欺をやめるきっかけが欲しかったのでしょう。その刺した人が亡くなったわけではないので、ホッとするところはあるのですが、他の終わり方はなかったのかなとも思いました。

西川監督が、たくさんの取材をされた上での映画、面白かったのですが、面白かっただけではすまされないどんよりした感じが心に残りました。