サムピック

2015年07月22日 | 日記

 

サムピックっていったい全体誰が作ったんだろか?

いっ いっ 偉大だぁ!

僕が知ってる限りでは戦前からギタープレイヤーが使用してます。

もちろん直で見たわけじゃないけど(笑)写真で確認したことがある。

もちろんギター以外のバンジョーや、

スチール・ギターでも必要不可欠な道具である。

しかし後の偉大なマール・トラヴィスやチェット・アトキンスの

ギター奏法は、サムピックなしでは生まれなかったに違いないし、

実に奥深くも素晴らしい発明なんだ

ここ何年サムピックに向き合ってるのですが、

とにかく今まで自由に自己流で弾いてきた僕にとっては、

最初から弾き方を見直さなきゃいけない羽目になったんですな(笑)

これが思いの外、大変

なんたって右指のフィンガーリングに変な癖がついちゃってるから、

指がとっ散らかってしまうわけで、今なお奮闘中(笑)

サムピックにも色々種類があるのですが、

意外に指にフィットするものがないんですよね。

写真のサムピックは、同じフィンガーピッカー友のE君から頂いたもの。

今1番しっくりくるサムピックかな。。。

サムピックの値段はピンキリだと思うんだけど、

普通の楽器屋で買うと120円~300円ぐらいかな。。

E君が3000円ぐらいのサムピック所有してて、

一度試しに使わせてもらったんだけど、これがもう全然違ってた!

さすがに高いだけあって、本べっ甲かなんかで出来てるんかな?

凄い良くてね、なんたって指へのフィット感がハンパなくて、

なんだか指の一部になった感じで、装着してる気がしないぐらい。

オキナワには売ってないと思いますが、いつか僕も手に入れたいな。

まぁー全国的にフィンガーピッカーって少数派と思うんですが、

オキナワでもフィンガーピッカーって僕の知る限り、

E君、ポール・サイモン命の同級生のT、

先輩のNさんとTさん!

そんぐらいかな?

え?県内僕を含め5人?!(笑)

さすが少数派集まれぇ~ですなぁぁ。。フフ。

 あーウクレレのサムピックもなかなか独特な世界観がありますね。

 



サムピックを使用するギターリストと言えば、

先に挙げたマール・トラヴィスにチェット・アトキンス、

ジェリー・リードも強力だし、

ブルースなら戦前のブルースマン達にマディ・ウォーターズ、

フレディ・キング、ジョニー・ウィンターもいたね。

変わり種ならエイモス・ギャレットやニルス・ロフグレン辺りかな。

とにかく個性豊かなプレイヤー満載なんだ。

元々僕は指弾きを得意としてたのですが、

まさかここに来てサムピックと格闘するとは思いもしなかった(笑)

でもそれはそれで楽しいんだ♪

弾けなかったフレーズを手に入れるってことは、

僕にとっては宝くじに当たることより嬉しいことだから。

うぉー弾けたぜーつーて。

うぉーこれで退屈しねーぜーつーて。

サムピック、やるなおぬし

 

 


音ハラ?

2015年07月22日 | 日記

 

 

 こないだ観たドラマが面白かったんだけど、

世間では色んな種類のハラスメントがあるようです。

セクハラぐらいは知ってましたが、

パワー・ハラスメント、モラル・ハラスメント、

アルコール・ハラスメント、エイジ・ハラスメントなどなど。。

中には、ブラッドタイプ・ハラスメント、

スメル・ハラスメント、カラオケ・ハラスメント

なんてものまであるようです。

職場においてのハラスメントなら

その改善の対策もあるかもしれませんが、

それがSNSやプライベートとなると、色々面倒そう

 

これを音楽やバンドマンの世界に置き換えると、

どうだろか?

ミュージック・ハラスメントとでも言うのかな。。

略語だからミューハラ?

なんか語呂の響き具合がイケてないな~

音ハラの方がしっくり来るかな。

まー音楽も世間同様、人を蔑むような言動を取る人も、

いることはいる

まースタジオなんかに口笛吹きながらギター抱えて入ると、

バッと譜面渡されてね。

え?何これ?

みたいな困った経験された方も多いのでは。

譜面ってのは音楽の世界では必要不可欠で、

世界の共通語って言われてる、ある種音楽の言語なんですね。

しかし譜面が読めるのと、良い演奏が出来るというのは、

また別の話でね、そこはもうプロデューサーなり

アレンジャーの腕が物を言うわけでね、

僕らのような1・2・3・4野郎は、

譜面なんかよっぽどの事がない限り、無縁なんですね。

そりゃ~確かにピンクレディーの「サウスポー」なんかは

譜面読めないと無理ですが(笑)

やっぱ事前にミュージシャンとの確認は必要かと。

中には譜面読めないからと言ってイジメる人もいますから、

これなんか「フメハラ」とでも言うのでしょうか。


あと最近はあまり聞かないけど、

80年代に流行した「クリハラ」ね。

リズムマシーンの台頭で、

やたらクリック合わせて行う演奏があったんですよね。

クリックにきれいに合せられるミュージシャンが

上手いプレイヤーなんて思われてる、

実に奇妙な時代があったんだ。

ほんと不気味でしたね~アレは。

それで上手く合わせられない奴を捕まえては

イジリ出すっていうクリハラ。

オレもその場の雰囲気に馴染めなくてね、思わず

「いいかーおめぇーら!オレが、オレ様がクリックだ!

オレについて来やがれぇー」

なんつーて、歴史的暴言を吐いちゃった事もあります(笑)

因みにその暴言を吐いたことは、

今でも後悔や反省はしてません!ふん!

いや、確かにクリックで良い感じの演奏が出来るタイプの曲も、

実際あるんです。

でもやっぱりクリックで音楽性を問うのは大間違いなのだよ。


声量のない歌い手に対しての爆音や、

うた無視の弾きまくりの演奏で攻める

「バクハラ」「ヒキハラ」なんてどう?

それこそそれはデリカシーの問題なのですが、

よくステージでダメ出しされてるプレイヤーを見たことありますし、

罵り合いなんてのも遠くから観察した事もあります。

僕の場合シンガーでもあるんで、

その爆音ギターもすべて自分に返って来るので、

そこは自己責任です(笑)

けどバクハラやヒキハラは、

またバンドによっては素晴らしい個性だったりするわけでね、

そこはフメハラやクリハラとは大きく異なります。

アレですよ、THE WHO!

最初ライヴ映像観た時なんか、

こいつら誰も歌なんか聴いてねーじゃん!

って思ったもんね(笑)

でもあれがTHE WHOの唯一無二の個性だしね、

ロックやジャズの場合、

何も協調性だけが全てではなかったりもするんだよ。

WHOの場合はコーラスワークや楽曲が繊細なとこもあって、

だからこその爆発力が際立ったりね。

ミュージック・ハラスメント(そんな言葉などない)

の話をしてきたけど、

細かい事言い出すとキリないですけどね。

僕の経験で言うとですね、オペハラやね!

ステージやスタジオでのエンジニアとの恐怖の確執合戦だ!

「お前またこんな抜けないプレべ(プレジション・ベース)持って来やがって!」

のオペハラのプレハラ(笑)

ドラムのスネアにベタベタとガムテープ張られたりする

オペハラってのもありましたね~

ムカついてたドラマーも当時多かったんじゃないでしょうか。

音程のハッキリしないチョーキングや、

ギターリストとは思えないキテレツなフレーズに

ダメ出しする「フレハラ」などなど。

言い出したりしたらキリがありませんね。

あーエレキにカポはめたら「お前はフォークか!」って

バカにするカポハラもあるな(笑)

やっぱ時代や流行を無視すると、

それなりのリスクも伴うわけですが、

まー男子だもんね!

やっぱ元気な方がよろしいかと。

音楽に関わってる以上、みんな少なからずそういうパワハラの

経験はあるだろうし、時としてそういうせめぎ合いが

良い音楽を生み出す事もありますから。

酷いハラスメントはアレですが、

世の中そんな変な規制ばっかなっちゃうとね、

殺伐として冗談のひとつも言えなくなっちゃうかな。

世知辛い世の中”ヒラリと交わすなんちゃって”ですな。

かしこクック。。

 


Skydust

Koko