うぅ。。久し振りにきたよ。。
余裕の古宇利島往復作品!
とても良い作品なので、是非みんな観てちょー。
1938年、第二次世界大戦のドイツのお話。
ナチスの赤狩りから逃れるため、
母親が子供達を里子に出すシーンから始まるんだ。
不運にも男の子の方は移動中、列車の中で死んじゃうのですが、
主人公の少女リーゼルはたったひとりで里親の元へ。
弟を失い、母親と離ればなれになり、
失意の中リーゼルは見知らぬ町で暮らすことになるのですが、
やがて孤独の少女は本と出会います。
またまた登場する意地悪な養母に(実は心優しい人)冷たくされるが、
養父がとても優しく、
妻に罵られようが、殴られようが(笑)
いつもリーゼルに寄り添って見守っているんだ。
読み書きの出来ないリーゼルだったのですが、
養父の力添えもあり、やがて見事習得します。
また親切な町長夫人の書庫に招かれたのをきっかけに、
リーゼルは夢中になって、どんどん本を読み漁っていきます。
またリーゼルはルディという近所の男の子と仲良しになり、
徐々に彼にも心を開いていきます。
二人が川のほとりで、
「ヒットラーなんか嫌いだ!」「くたばれヒットラー!」
と叫ぶシーンがあるのですが、
無邪気で健気でね、
とても感動的で忘れられない、大好きなシーンです。
この二人がほんとすごく可愛くてね、
もう僕はメロメロ😄
ルディの願いが最後の最後にやっと叶うのですが、
もう泣けちゃいます。
リーゼルの家でかくまっていた、
ユダヤ人の青年マックスとの出会いも大きく、
リーゼルは周りの人達から色んな事を学んでいきます。
そして空襲が始まり、怯える町の人達になんとリーゼルは、
覚えた大好きな本の話を聞かせます。
それはおてんばな少女が大人になったような瞬間で、、
とても印象的でした。
そして、どんな苦境に立たされても人は音楽を奏でるんだ。
それは実際の、第二次世界大戦中のフランスでも、
オランダでも日本でもそうだったんだよ。
ドイツの人も日本の人もジャズを愛し、
奏でてたんですね。
音楽は敵味方の垣根を平然と越えちゃうんだな。
「いつの時代も人々は興奮と共に戦争になだれ込む。
若者たちは敵に向かって走ってるつもりだろうが、
実は私に向かって走っているのだ」
これは劇中に流れたつぶやきのような言葉。
日本国の未来を強引に動かそうとしている、
そこのチミィ。
少しはこういう芸術作品を観ては如何かな?
思考力と誠実さが乏し過ぎるぞ。
明日早速TSUTAYAへ行ってきなさい。
僕も明日また観っからよ。
あっ!
そうそう、TSUTAYAはカード作らないとレンタル出来ないからね~
そっ、たとえどんな偉い人でもね😁ニン。。