12月30日山仲間3人と両神山を登ってきた。その話は別のブログに書くが、今回のブログは両神山登山前日の話だ。
両神山に登る3人の内、名古屋のSさんはその前に雲取山を一泊二日で歩いてくるという。
私とFさんは29日の正午に三峰神社駐車場でSさんと待ち合わせることにした。
午前9時にFさんを西武池袋線東久留米駅でピックアップして、一般道から秩父へ。この日はまだ帰省ラッシュが続いているので高速道路よりも一般道経由の方が速いのではないかと判断した。計算通り3時間で三峰神社駐車場に到着。少し前に到着していたSさんと一緒にそばを食べてから神社に参拝に出かけた。
三峰神社にはこれまで数回お参りしているが、神殿の艶やかな彩にはいつも感心して写真を撮っている。
三峰というと随分遠いと 思う人が多いだろうが、それは現代人の感覚だろう。秩父と甲斐が雁坂峠で結ばれていた昔のことを思うと三峰神社が多くの人の尊崇を集めていたことに思いが至る。
ここの狛犬は犬ではなく狼だと聞く。秩父に古くから狼が住んでいたことによるという話だ。
カラー写真の他にモノクロフィルターをかけて1枚。伝説には白黒写真が似合う。
さてこの日の泊は赤谷温泉 小鹿壮へ。年末の秩父路の温泉旅館は結構混んでいて、ここもようやく見つけた次第。
温泉は鉱泉の沸かし湯で今一つだが、料理の方は頑張っていた。囲炉裏を囲んでイワナの塩焼きや鉄鍋の肉汁や焼き餅がでた。
面白かったのは宴たけなわの頃、中居さんが囲炉裏の中に炭の粉を入れて火遊びをしてくれたこと。
パフォーマンスは楽しかったが、頼んだ熱燗のお酒は正直なところ美味しいとは感じなかった。もっともこれは好みの問題なのかもしれない。
こうして冬の両神山 の前夜は過ぎていった。
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