「中国が1位で日本が3位のものは何?」と言うとちょっとしたクイズだ。答はインターネット・ユーザーの数(他にもあるかもしれないが)。エコノミスト誌は国別のインターネット・ユーザーの数に関するcomScore社の統計を紹介していた。それによると世界中のインターネット・ユーザーの数(15歳以上のユニーク・ユーザー数、ただしインターネット・カフェや携帯電話経由を除く)は初めて10億人を超えた。
一番ユーザー数が多い国は中国で179.71百万人。2位が米国で163.3百万人。3位が日本で60百万人。数ヶ月前まで米国が1位だったが、エコノミスト誌は米国のインターネット・ユーザー数は飽和点に達したと述べている。
日本の後にドイツ、英国、フランスが続き、7位にインドが来る。インドのユーザー数は32百万人だ。数年後にはインドが2,3位まで上がっても不思議ではない。
エコノミスト誌の記事は淡々と事実を報じるだけだが、中国のインターネット・ユーザーがこれだけ増えたことの影響をどう考えておけば良いのだろうか?
確実なことは中国でもはや情報統制や思想統制は不可能になってきたことだ。最近の中国の報道を見ていると失業者の増加状況など社会問題を比較的正直に伝えていると思われる(統計自体が制度の問題から余りあてにならないという問題はあるが・・・・)。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます