今日(2月27日)今書いている本「インフレ時代の人生設計術」(仮題)の大枠が出来たので、電子本としてKindleに載るかどうかのテストをした。
電子本には「リフロー型」と「フィックス型」がある。「リフロー型」はピンチアウト(指で画面を広げる)・ピンチイン(指で画面を縮める)と、それに合わせて表示される部分が変わる。一般にテキスト中心の本に使われる。「フィックス型」は写真や図表が多い本で使われる方法でどの端末でも一定のページが示される方式だ。いわばPDFを見るようなものである。
今書いている本は図表が多いので、フィックス型にした。原稿はわざわざ「一太郎」を購入して、一太郎で書いてきたが(一太郎で作成した文章はKindle用フォーマットに転換が簡単だというので)、Kindleが提供しているツールを使うとPDFから簡単に本が作られることが分った。
とはいうもののそこに至りつくには少し時間がかかった。
というのは、Kindleは一般向けの「PDF→フィックス型kindle本」用のアプリケーションとして、Kindle Textbook Creatorという無料ツールを提供しているが、これをダウンロードしても機能しないのである(英語版。「デスクの容量が不足しているから無駄なファイルを削除して容量を確保しなさい」というので、容量はしっかりあるのにおかしいなぁと思いながら、ファイルを削除して再トライしたがやはり駄目だった)。
少し暗くなってきたが、ふと「そうだ、Kindle Kids Book Creatorをトライしてみる手がある」と思いついて渡来したところ、なんと簡単にPDFから電子本のプロトタイプが出来上がった!!児童本を作るツールだが、大人本にも使えるのだ。
このKids Book Creatorを使うと簡単にPDFから本を作ることができる、というのは素晴らしい。今までKindle本を書くには、Epubだ、Sigilだと子難しいソフトを使っていたが、この方法ならワードを文章を書き、表を挿入してそれをPDFに転換すればすむのだから、誰でも簡単に本を作ることができる訳だ。
もっとも「本を書く」ということと「売れる本を書く」というのは別の話だが。
とはいうものの、出版まで大きな障害がなくなったので、かなり気分がすっきりしている。明日は久しぶりに仲間と武蔵五日市の奥の方の山を歩いて、「数馬の湯」で温泉に浸かってこよう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます