金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

火打山に秋風吹く

2014年10月13日 | 

10月12日(日曜日)大型台風が接近する中、頸城山塊の火打山(2,461.8m)に元の会社の連中と登ってきた。前日は赤倉温泉のペンションふぉーゆー http://nttbj.itp.ne.jp/0255873231/index.html に泊まり、宿の車で登山口の笹ヶ峰まで送って貰った。

7時55分笹ヶ峰登山口を出発。8時37分黒沢到着。紅葉が美しい。ここまではブナ林の中の緩い登りだったが、ここから「十二曲」と名のついた急登が始まる。

Kurosawa

10時20分「十二曲」とその上の急登が終わり、富士見平に到着。ここは高野池に行く道と黒沢池ヒュッテに行く道の分岐点だ。

11時11分高野池ヒュッテ到着、昼食。

Kouyahyutte

高野池ヒュッテは三角屋根がおしゃれな山小屋だ。11時39分昼食を終えて火打山に向けて出発。

Hiuchionpond

火打山の下には「天狗の庭」と呼ばれる高層湿原がある。池塘に写る火打山ははっとするほど美しい。急斜面を登って稜線にでると、日本海が広がり、その向こうに佐渡島が見えた。火打山からの景色は大きい。13時7分頂上到着。

Yakeyama

火打山のすぐ西には焼山(新潟焼山)がそびえ山頂直下から噴煙を上げていた。

噴煙といえば、遠く御嶽山の上に一条の煙が立ち上っているのが見えた。

13時27分下山開始。

下山途中に見える天狗の庭は箱庭のような美しさだ。

Kouyaike

その向こうにはごつごつした妙高山が見える。

Myoukou

14時38分高野池着。15時21分黒沢池ヒュッテ着。泊。

Kurosawahyutte

ダケカンバの林の下に青いドーム屋根が目立つ黒沢ヒュッテは中々お洒落な山小屋だ。翌日の朝食はスープとクレープだった。

10月13日(月曜日)は当初の計画では、妙高山を越えて赤倉温泉に下山する予定だったが、大倉乗越の手前まで登ったところで雨が降り出したので、妙高山登山を取りやめ、笹ヶ峰に下山した。黒沢池ヒュッテ発(下山時)6時3分。笹ヶ峰登山口到着8時3分。

なお下山時には前々日泊まった「ふぉーゆー」のマスターに車で迎えをお願いした。さらにふぉーゆーのお風呂で冷えた体を温め、ビールを頂くなど大変お世話になった。

あんまり宣伝すると次に私が行く時満員になっていると困るので、褒めるのはこのあたりでとどめるが、親切で気持ちの良いペンションだったことは特記に値する。

★   ★   ★

火打山に登るのはこれで4回目となった。前3回のうち2回はスキー登山で、もう1回は真夏の登山だった。雪の火打山は素晴らしいが秋の火打山も美しい。ただし紅葉の盛りは10日ほど前で高野池のナナカマドの葉は既に落ちていた。

黒沢池ヒュッテの人の話では来週一杯で小屋を閉めるという。冬はもうそこまで来ているのだ。

コメント
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