週末白馬八方でスキー三昧だった。土曜日は終日雪だったが、今日日曜日は大体晴。雲の切れ間を見つけては、後立山の名峰を写真に収めた。
最初は雲の切れ間に浮かぶ不帰ノ険だ。
後立山の山々は急峻でヒマラヤ襞のような襞をつけるので雪景色は美しい。次が鹿島槍ヶ岳。
この北峰と南峰の間の尾根に緊張感があって美しい山だ。
リフトの最高点には多くの人が集まり、白馬三山の優雅な姿を堪能していた。
左が白馬鑓け岳、中央は杓子岳、右が白馬岳だ。リフトの終点からは見ることが出来ないが、八方尾根の先には唐松岳がある。その唐松岳に向かって何人かの登山者が登っていくのが見えた。今日私は写真を撮るため、一眼レフと交換レンズを入れたリュックサックを担いでいた。リフトの終点で見知らぬ人から「これから登山ですか?」と声をかけられた。「いいえ、今日は写真とスキーです」と私。ふとこの青い空の極みに向けて登って行きたいという思いが募った。雪の後立山は痛いほどに美しい。