11月21日(火)早朝の出発で兄宅の片付けに出かけました。
当日の天気が気になっていましたが、暗い内に家を出て走っているうちに良い天気なのが判る富士山が見えて来ました。
富士山が見えると良い予感もあって気持ちが上がります。
前回は夏山でしたがやはり雪をかぶった山がいいですね。
現地に着いて兄のいるホームで面会をして3週間が無事に過ごせていたので、住宅の明け渡しで置いてある家財は一切片付ける事を了解してもらいました。
「全て処分するから欲しい物があったら持って来ますよ。」「外出用のズボンやYシャツが欲しい。」と言うので「外出の機会はあまりないけれど箪笥に残っていたら
持ってきます。」歩くのも苦痛だった兄でしたが3週間で身なりまで気になるほど元気になっていました。
午後から片付け業者さんをお願いしてあったので昼食を食べに行く時間もなく兄宅でインスタントラーメンで昼食にしました。
箪笥の中に残った衣料品からズボンを探して車に確保、生活していればすべて使える物でしたがきれいさっぱりゴミになってしまうのは辛い所です。
業者さんが作業をして下さっている間に、駅近くにある市営住宅の管理事務所に行き退去の手続きを行って、電話でお願いしたときに遠方なので
長期滞在は出来ないとお話してあったのを配慮して頂き翌日に退去検査をしていただけることになりました。
PM1時からの作業で2DKの部屋全ての片付けと掃除が終わったのは3時45分でした。
一応の掃除はしていただけましたが、シールなどの糊残り等細かいところが気になり100均で道具を買ってきて暗くなるまで掃除をしました。
照明器具も外して持って行っていただいたので後は翌朝にとホテルに行きました。
兄に持って行くズボンに名前を付けるのにホテルでアイロンを借りてネーム付けが出来ました。
11月22日(水)翌日はホテルを出たら小雨でしたがホームに着いた時は傘はいらなくて兄にズボンを渡して外出許可を頂いて住宅に行きました。
全てが空になった住まいを兄にも確認して貰い管理センターの職員さんを待っていました。
10時から30分位かかるとのことでしたが退去検査は5分で終了、「すべて何も問題はありません。」と言われ鍵をお渡ししてその後は1日役所回り、当人は認知症で
書類書きは判らないので、連れていって顔は出すけれど転居の書類書きすべてをこなすのは結構大変でした。
それでも当人がいたので委任状や身分証明などが要らなかったのは助かりました。
夕食までに予定が終了したのでホームに送って今後の予定など話しましたが兄の記憶には残らないでしょう。
ホームの職員さんにご挨拶をしてホテルに戻りました。
11月23日(木)朝から雨、駐車場までは近いので傘は無くても走ればと言う程度でしたが、片付けの日が晴れたのは今回の一番のラッキーでした。
疲れが溜まっているのでホームには顔を出さずに帰路に着きました。
途中の農産物直売所でお弁当を買ったついでにトルコ桔梗のブーケとバラを買いました。
そしてイチジクがあるのが見つかり即買いです。今年はもう買えないと思っていましたが最後に生っていた不揃いのイチジクはジャムにするには十分です。
帰りの車中は雨も上がり暑くなってきました。
富士山も雲が多いけれど良く見えました。
朝から出てきたので明るい内に帰って来られました。
目が悪い夫なので暗くなると運転が辛いのですが今回も車で行けて手伝って貰えて夫には感謝です。
イチジクは翌日ジャムにしました。
優も元気でお留守番が出来ました。バラは気にならないけれどトルコ桔梗は気になっています。
生前整理、結構大変でしたが兄が少しでも理解が出来るうちに片づけが終わりました。
帰って来て私にはキャパオーバーだったようで更年期障害の時のようにふらついていますが少しずつ戻って来ました。
早く紅葉や冬鳥達にも会いたいと思いながら静養中です。