竹原友徳のさすらいうどん武者修行道中記

香川でのうどん修業の後、2年間の日本一周うどん行脚の武者修行の旅を完遂!現在は京都・綾部での開店目指し奮闘中!

半農半Xという生き方

2007年04月08日 | メッセージ
7日に東京の府中にあるcafe slowで行われた半農半Xの種をまくというイベントのアースマーケットで生うどんの販売で参加させてもらった。

半農半Xとは地元綾部在住の塩見直樹さんが提唱されている生活の中で自分が食べる分くらいの小さな農業と大好きな仕事X(エックス)で生活をなりたたせようという生き方。

まず暮らしの中での小さな農業は田舎の畑でなくてもかまわない。都会の家の庭でもマンションのベランダでプランターでも大丈夫。
自分たちが食べる野菜の少しでも育てるという事が非常に大事だからだ。
そうすることによって大地の恵みや本当の野菜の味、育てる楽しみ等を感じる事が出来る。

それは食糧問題への解決の第一歩となるし、スーパーで野菜を買う必要がなくなってくるので パッケージなどのゴミを減らす事にもなり環境問題にも繋がる。


そしてもう一つの大好きな仕事で食べていく半X。
この暮らしであれば農によってある程度自給はできるので凄い収入を望まずスローライフでいけばやりたかった仕事に挑戦できる。
それは何でもいい。
ケーキ屋、大工、アートなど。

私は半農半うどん屋で行きます。

この日はその塩見さんと加藤登紀子さんとYaeさんたちが半農半Xの種をまこうと講演やトークショー、ライブがあった。

ライブで歌ってくれたYaeさんは半農半歌手。
種まき大作戦実行委員長をされていて土のある暮らしを伝えるため日本各地の農山漁村を巡る「種まきライブツアー」をされている。

そんなYaeさんの歌声は母の登紀子さんともまた違ってすばらしい。
いつも聞くたびに心にしみる。

「食」の不安、「農」の危機、それを支える「環境」の破壊、広がる「格差」そんな今こそ「わたしたちの未来」のために自然の中で四季を体で感じながらおいしい野菜を育て大切な家族と食卓を囲み食べて本当の幸せを感じるそんな暮らしがいいと思った。