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接骨木の効能

2025年04月04日 03時40分00秒 | 山菜
接骨木(ニワトコ)の新芽の効能

3月末、寒さが続く中で接骨木(ニワトコ)の新芽が伸び始めました。この時期の新芽は、植物としての強い生命力を感じさせます。ニワトコは萌芽力が非常に強く、木の足元から複数の蘖(ひこばえ)を出し、春の訪れを感じさせてくれます。
ニワトコとは





ニワトコは、日本各地の山野に自生するスイカズラ科の落葉低木です。
早春に若葉が芽吹き、4月頃に白い小さな花を咲かせ、秋には赤い果実をつけます。
古くから民間薬として利用されてきました。
ニワトコの新芽の効能

ニワトコは、古くから薬効のある植物として知られています。
新芽には、以下のような効能があるとされています。
利尿作用: 体内の余分な水分を排出し、むくみを改善する効果が期待できます。
発汗・解熱作用: 発汗を促し、熱を下げる効果が期待できます。
鎮痛作用: 神経痛やリウマチなどの痛みを和らげる効果が期待できます。
打撲: 茎の粉末を黄柏(キハダの樹皮)の粉末と合わせて練ったものを外用すると良いとされています。
その他、乾燥した枝葉や花を煮出して入浴剤として利用することで、神経痛やリウマチに効果があるとされています。

ニワトコの新芽の食用について

ニワトコの新芽は、天ぷらなどにして食用とすることができます。
ただし、大量に摂取すると下痢などの症状を引き起こす可能性があるため、注意が必要です。
目安として、一人当たり3~5個程度の摂取にとどめることが推奨されています。
体質によって合う合わないがあるため、少量から試すようにしてください。
注意点

ニワトコには、弱い毒性があるため、大量摂取は避けるようにしてください。
妊娠中や授乳中の方、持病をお持ちの方は、摂取前に医師に相談してください。
食用にする場合は、しっかりと加熱調理してください。

またニワトコは、生薬名を「接骨木(せっこつぼく)」といい、骨折の治療にも用いられていた歴史があります。
ヨーロッパでは、セイヨウニワトコ(エルダーフラワー)がハーブとして利用されており、発汗や解熱などの効果が期待されています。

ニワトコの新芽の特徴と調理法

ニワトコの新芽は、その特徴的な風味が山菜として人気です。昨年、私はその新芽を3本ずつ採取し、計6本を天ぷらにして食べました。この時期の新芽はまだ柔らかく、食感も良いので、天ぷらにするには最適です。

アオキの蕾は、アスパラガスの先端部分に似た食感があり、少し苦味があるものの、歯ごたえの良さが特徴です。一方、ニワトコの新芽は予想通り、しっかりとした山菜の風味を楽しむことができました。


ニワトコの新芽には、食べ過ぎに注意するべき薬効があります。実際に、あるブログでは、道の駅で販売されているニワトコを12個食べた人の体験談が紹介されており、その後の症状には注意を促しています。食べ過ぎによる不調としては、浮腫が報告されています。また、ニワトコには発汗、解熱、利尿作用があるため、適量を守ることが大切です。


ニワトコを食べる際には、1回の摂取量に気をつける必要があります。適量としては、1人3~5個程度が推奨されています。それ以上食べると、体調に影響を与える可能性があります。植物にはそれぞれ個人差があるため、体質に合う合わないもありますので、少量から試してみることが重要です。

ニワトコの新芽は、春を感じさせる貴重な山菜であり、その豊かな風味を楽しむことができます。しかし、薬効が強いため、適量を守ることが重要です。食べ過ぎには注意し、体調に合わせて楽しむことが推奨されます。接骨木の新芽をうまく取り入れた料理を作ることで、春の味覚を満喫することができるでしょう。

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