自然コレクション

秋田の田舎暮らし!
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薬師堂の医薬神社の話

2020年05月20日 03時52分00秒 | 霊場
この春から再任用で勤務している、由利本荘市の子吉地区に薬師堂というエリアがあります。

薬師堂駅から徒歩で3分ほどの高台に、医薬神社というとても古い神社があります。





創建は、養老2年(718)と云われています。奈良時代元正天皇の時代です。この時、薬師如来を勧請して薬師の御堂と言われたのが薬師堂村のいわれです。



由利本荘地域でとても古くからあった由緒ある神社です。






江戸時代には、本荘藩藩主六郷政晴公の奥方が病気のとき祈願所となるなど周辺地域からの信仰の厚い神社と言えます。

祭神は少彦名大神です。

少彦名大神は医薬や酒の神様として知られています。

集落の名称からも少彦名神と薬師如来との神仏混交だったようです。

今は住宅地になってしまった広大な土地は、時代時代の知行地として有益な場所だったのです。

よって、この子吉川地区が子吉川という由利本荘市を流れる河川名の由来でもあるのです。



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