2016年に公開されたアメリカ映画です。
1960年の映画「荒野の七人」のリメイクとのことですが、 今作り直すとこんな感じになるんですかね。
さすがに1954年の「七人の侍」の時代ではないのですが、「 荒野の七人」 はリアルタイムではないにせよはるか昔に観たことがあって、 とても印象深かっただけに、 このリメイク版は正直言ってかなりがっかりです。
「荒野の七人」では、ユル・ ブリンナーの人集めの過程がひとつの面白みであり、 集まったガンマンも、スティーブ・マックイーン、チャールズ・ ブロンソン、ロバート・ヴォーン、ジェームズ・ コバーンといった個性的な超大物でしたが、 本作ではそのあたりも大きく見劣りしてしまいます。
ストーリー展開も、住人たちとの関わりに深みがなく、 観ていても心情的な思い入れには至りませんでした。