2008年に公開されたアメリカ映画です。
こういった時の政権を揺るがすような “暴露報道”をモチーフにしたサスペンスタッチの作品はよ くあるタイプですね。
本作品も実際にあった事件に着想を得たものとのことですが、描かれた 物語は、モデルのケースとはかなり異なる内容になっています。
正直なところ、中盤のストーリー展開が冗長なのと、結末がぼやけてしまったので、作品の出来栄えは今一つといった印象でした。
ジャーナリストとしての職業倫理と国家安全保障上の危機管理との 法的な優劣が、 合衆国法においてどう規定されているのか不勉強なのですが、 もしこの映画のとおりであるなら、 結局のところこういったラストの持って行き方はうまく進めた方な のでしょうね。