1957年に制作されたアメリカ映画です。
アメリカではひとつの定番ジャンルとなっている “法廷もの” の金字塔ともいうべき作品です。
無用なサプライズはなく、 真っすぐに結末に向かって物語が展開されますが、それで十分 “サスペンス” としての緊張感を醸し出していますね。確かに「名作」 だと思います。
映画を離れても、 “裁判の本質” を考えるまたとない題材ですね。本作品と同じようなケースを想定すると「 同調圧力」 が大手を振っている日本ではどう物語は進むのでしょうか。
主人公のような行動をとる人物は稀だとすると、冤罪を防ぐ最後の砦が必須になりますが・・・。