2022年に公開された日本映画です。
平野啓一郎さんの長編小説が原作のサスペンスタッチの作品です。
テーマの置き方によっていろいろな見方ができますね。
そのあたりの重畳性を、安藤サクラさんをはじめ、妻夫木聡さん、 窪田正孝さん、眞島秀和さん、 柄本明さんら芸達者なキャスティングでしっかりと作りこんでいた ように思います。特に柄本さんは、いかにも彼ならではの “怪演” が印象的で、なかなか見応えがありました。
ストーリー、映像、キャスティングのバランスが秀逸で、 和製エンターテインメントとしては、いい出来栄えの作品ですね。