かなり以前に読んだ内田康夫さんの “浅見光彦シリーズ” ですが、このところ、私の出張先が舞台となった作品を、あるものは初めて、あるものは再度読んでみています。
ただ、私の出張先も以前勤務していた会社のころを含めるとそこそこの都道府県にわたるので、どうせなら “浅見光彦シリーズ” の制覇にトライしてみようと思い始ました。
この作品は「第19作目」です。
今回の舞台は “軽井沢”。軽井沢そのものへの出張はありませんが、プライベートで何度か訪れています。
ネタバレになるとまずいので内容には触れませんが、内田さんのもうひとつの人気シリーズ「信濃のコロンボ」の主人公竹村岩男警部も登場する珍しいコラボ作品です。本作で初めて二人が顔を合わせた設定ですが、適度な絡み方でよかったですね。
ストーリー自体は、一昔前、昭和の香りがする展開でしたし、謎解きの「小道具」もちょっと時代がかっているので、好みは分かれるでしょう。
さて、取り掛かってみている “浅見光彦シリーズ制覇チャレンジ”、それほど強い意志をもって完遂しようとも思っていませんので、まあ、“どこまで続くことやら” です。
次は「佐用姫伝説殺人事件」ですね。