逃げられないように、そっと近づく。
じっと、動かずにいた。
特徴から、”シュレーゲルアオガエル”のようだ。
湿地を移動していたら、古い倒木があった。
苔に覆われたところに、青いカエルがいた。
まだ小さく、幼体のようだ。
見ていると、葉の上を行ったり来たり。
背面に、白い小さな、対になった斑紋がある。
特徴から、”ムラサキシラホシカメムシ”のようだ。
プランターの柑橘の葉に、黒っぽ虫がいた。
5~6mmほどの、小さな虫だ。
形態から、カメムシの仲間のようだ。
よく見ると、特徴的な銭形斑紋が見えた。
”マムシ”だ!
あまりに近すぎて、身動きが取れない。
慌てて、シャッターを切った。
杉林の中に、小さな湿地があった。
歩いていると、足元で何かが動いた。
立ち止まって、足元を見る。
杉の枯葉の下から、ヘビが出てきた。
危ないので、そっと捕まえて、近くのプランターの上に避難させた。
落ち着かない様子だったが、動かなくなった。
しばらくして様子を見に来ると、いなくなっていた。
翅が乾いて、何処かに飛んで行ったようだ!?
駐車場に、蝶がいた。
”ナミアゲハ”だ!
孵化したばかりのようで、上手く飛べないようだ。
翅をバタつかせながら、逃げようとする。
卵嚢の周りには、小さな幼生がいた。
”サンインサンショウウオ”の、卵嚢と幼生だ。
今年は、何時もより、産卵が遅かったようだ。
湿地の斜面に、小さな窪みがあった。
水が湧いているようで、白い寒天のようなものが、ユラユラ揺れているのが見える。
近づいて見ると、サンショウウオの卵嚢があった。
そっと近づいて、捕まえた。
”ヤマアカガエル”だ!
この辺りには、よく似たアカガエルの仲間が、3種類いる。
続けて、湿地内を歩いていた。
また、カエルが飛び出してきた。
ニホンアカガエルと、よく似ているが、少し違う。
こちらに気づいたのか、ピョンピョン逃げ出した。
特徴から、”ニホンアカガエル”のようだ。
山の小さな湿地に、やって来た。
何時も、サンインサンショウウオの観察をする湿地。
水溜まりに、赤いカエルがいた。
車を止め、よく見ると、カルガモによく似てる!?
しかし、嘴の先が黄色くない。
図鑑で調べてみるもわからない?
ただ、”マルガモ”という、交雑個体に似ているように思う?