秋になると、大型の蛾を見ることが多くなる。出かけた帰りに立ち寄ったパーキングエリアのトイレに大きな蛾がいた。褐色の身体に目玉のような模様。早速写真に撮り、いつもお世話になっている「みんなで作る日本産蛾類図鑑」で画像を探した。特徴から以前撮影した”シンジュサン”に似ていたのでその辺りから探し始めた。そしたらすぐに該当する画像が多数見つかった。”ヤママユ”のようだ。
ドアを開けたら何か白いものが横切った。蛾か蝶か？良く見ると蝶らしい。モンシロチョウのように”ヒラヒラ・フワフワ”した飛び方ではなく”バタバタ”とせわしなく飛び回る。自転車のハンドルに止まったので急いでカメラを持ってきてシャッターを切った。すぐに飛び立って、次に桃の木に止まった。ほんの少しだけ羽根を広げたので続けてシャッターを切った。羽根の裏の白さに比べ、表側は茶褐色で全く違う。特徴がはっきりしているのでいつもお世話になっている「蝶の図鑑」のたくさんの画像から見つけた「ウラギンシジミだ！」
残暑は厳しいが、季節は間違いなく進み秋の気配が少しづつ感じられるようになってきた。夕方、少し薄暗くなってきた。バケツ栽培の水草にトンボが止まっていた。カメラを持ちそっと近づいてシャッターを切った。同時にストロボがピカッとひかりトンボの姿が浮き上がって見えた。アカトンボだ。翅（はね）の先に濃色の帯があり、”コノシメトンボ”または”ノシメトンボ”ではないかと思われる。
石垣の大きな石の隙間からトカゲが出てきた。しっぽが青く、まだ若い固体のようだ。そっと近づいて写真を撮ろうとすると、しっぽを左右に振りこちらを威嚇しているのだろうか？さらに近づくと向きを変えて警戒するように様子を伺っている。
