コオロギの仲間だ!
黒地に白い横縞模様がある。
”エンマコオロギ”の幼虫のようだ。
畦道の途中に、大きな石があった。
石の表面に、黒い虫がいた。
細長で淡褐色、背面に白い小さな斑点がある。
胸部背面、両側に針のような突起。
特徴から”ホソハリカメムシ”のようだ。
郊外の田んぼに出かけた。
あぜ道を歩いていると、草の葉にカメムシを見つけた。
飛び回っているうちの1頭が、2~3mほどのところに止まった。
様子を見ていると、時折、翅を開閉させる。
特徴から”ウラギンシジミ”のようだ。
林道の法面に、コンクリートを吹き付けたところがあった。
数頭の蝶が、素早い動作で飛び待っている。
白地に、眼のような模様と淡褐色の斑模様が並ぶ。
特徴から”ヒトツメカギバ”のようだ。
模様などが、シャクガの仲間にも似ているように思う。
鬱蒼とした林道には、蛾の仲間をよく見かける。
またまた、草の葉に止まる白い蛾の仲間を見つけた。
ちょうど、鳥が飛んでいるような形態をしている。
調べてみると、ツバメガの仲間で”クロフタオ”という種類のようだ。
歩いていると、道端の葉っぱに何かついているのが見えた。
よく見ると、蛾の仲間が張り付くように止まっていた。
白地に、チャコールグレイの斑模様が並ぶ。
シャクガの仲間?ではないかと・・・?
”マルモンシロシャクガ”という種類に似ているようにも見える?
林道の薄暗い斜面の草むらに、ヒラヒラと飛ぶ蝶か蛾がいた。
すぐに、近くの葉に止まった。
卵嚢は、外側が黄ばんでいた。
卵嚢の下にある水たまりを覗いて見ると、何かが動いた。
落ち葉をそっとよけると、オタマジャクシが出てきた。
”モリアオガエル”のオタマジャクシだ!
林道を歩き進むと、少し開けたところに出てきた。
以前、棚田のあったところだ。
現在は、耕作放棄されていて、雑草に覆われている。
雑草の中に小さな水溜まりがあったので、近くまで行くと、白い卵嚢があった。
そっと近づいて見ると、パッと飛び去った。
すぐに、少し離れたところに止まった。
見ていると、翅をゆっくり広げ、パッと閉じる。
特徴から”テングチョウ”のようだ。