2cmほどの”ヌマガエル”と1cmほどの”アマガエル”だ!
2匹一緒に写そうと、カメラを向けた。
えっ!あっ!
ヌマガエルが、アマガエルをパクリ。
ヌマガエルの口から、アマガエルの後肢が出ている。
一瞬の、出来事だ!
田んぼの、畦道を歩いていた。
カエルが、次々と田んぼに飛び込んで、逃げていく。
足元の田んぼの中を見ると、淡褐色のカエルと緑のカエルがいた。
”サンインサンショウウオ”の幼生がいた!
そっと掬い上げて、観察する。
37~8mmある。
もうしばらくすると、見られなくなってしまう。
マムシを避けて、進んだ先に、水溜りがあった。
水溜まりを覆う落ち葉を、そっと捲ると、サンショウウオの赤ちゃんが出てきた。
”アベサンショウウオ”だ!
まだ小さい、5cmほどの幼体だ。
飛び出た目が、可愛らしい。
湿地を歩いていたら、枯葉の堆積しているところがあった。
枯葉を、少しづつ取り除いていくと、小さなサンショウウオが出てきた。
見ていると、卵嚢の下から、♂の成体が出てきた。
♂が、♀を待ち伏せしていたのか?
それとも、卵を守っていたのか?
杉林の中に、小さな湿地を見つけた。
浅く、小さい流れがあり、窪みに何か光って見えた。
近づいて見ると、サンショウウオの卵嚢があった。
他にもいないかと、探してみる。
居た居た、こちらにもサンショウウオの赤ちゃんを見つけた。
”アベサンショウウオ”の幼生が、沢山いる。
山道を歩き、杉林に入った。
山裾から水が染み出し、湿地になっている。
覗き込むと、サンショウウオの赤ちゃんがいた。
水辺の草の上に、褐色のカエルがいた。
今にも、水に飛び込みそうだ。
特徴から、”ニホンアカガエル”のようだ。
棚田跡の、小さな水路があった。
岸辺を歩いていると、草むらから、カエルが飛び出してきた。
”アカハライモリ”は、モリアオガエルの孵化をを待っている。
落ちてくる、オタマジャクシを捕食するために。
食物連鎖の一部である。
モリアオガエルの卵塊がぶら下がる、枝の下の池。
水中に、沢山の”アカハライモリ”がいた。
よく見ると、数個の白い塊が、ぶら下がっている。
”モリアオガエル”の卵塊だ!