自分のいる、橋の下まで飛んで来た。
上昇し始め、向きを変えて飛んで行った。
”サンインサンショウウオ”の卵嚢だ！
中で，小さな幼生がピクピク動いてる。
1～2週間のうちには、ふ化するだろう。
久しぶりの晴天で、歩いていても気持ちがいい。
耕作放棄された棚田の跡に、割と大きな水溜まりができていた。
農業用のビニールなどが捨てられている。
覗き込むと、寒天のような塊を見つけた。
周りにも、沢山の卵塊がある。
良く日の当たったところには、少し白っぽく見える卵塊があった。
特徴から、”ニホンアカガエル”の卵塊ではないかと・・？？？
耕作放棄された田んぼの跡地。
水が溜まり、沼のようになっている。
覗き込むと、寒天質に包まれた、小さな黒い卵が見える。
”アベサンショウウオ”だ！
大きさは17～8ｍｍある。
卵嚢内の幼生は15～6mmあり、間もなく孵化するだろう。
耕作放棄された、棚田の小さな水路。
覗き込むと、小さなオタマジャクシのような生き物がいた。
サンショウウオの赤ちゃんだ。
草陰には、寒天のような卵嚢も見つかった。
